テレグラフ峠を下り、スキーリゾート地でもあるヴァロワールの街を通過し、少し登ったところに補給地点があります。
しかし、食事はパン、チーズ、ハム、その他バナナ、オレンジ、プルーンなどしかなく、これだけではハンガーノックになることは必至です。
疲れた時にフランスパンのサンドイッチは噛むことさえ大変で、おにぎりがあったら言うことなしですが、そうも言ってられないので、必然的に用意したパワーバーが主なエネルギー源となります。
補給地点からは、フランスアルプス最大の難所「ガリビエ峠」までずっと登り坂が約16km続き、標高2,645mの頂上まで標高差1,200mを一気に登ります。
標高が上がるにつれて涼しくなってきて気持ちよいのですが、この日は早くも雷雲が発生し、冷たい下降気流の強風が一気に気温を下げて、山の天気の怖さを改めて感じさせられました。
ウインドブレーカーを持っていない参加者はひたすら寒さに耐えていた様子で、さらに雷鳴も近くなってきたので、みんな登りで辛いのに休むことなく先を急いでペダルをこぎ続けていました。
トンネルとの分岐点からは一層勾配が厳しくなり、プロレースでは余力のある選手がアタックをかける区間に入ります。
そして、ここら辺り一帯が、マーモット達の住みかとなっていて、時折鳴き声が聞こえます!
翌日、車で改めてガリビエ峠を登った時に、道路の脇にいたマーモットと遭遇!!もしかしたら参加者が落とした補給食の残りを食べていたのかも??
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