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ついに「バター危機」終息?在庫量が2割増

2015-09-28 13:30:54 | 話題

  東洋経済オンラインを見ていたら、慢性的に不足しているバターがようやく供給できる見込みなので、輸入は見送るという記事だ。

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 そもそも、なんで慢性的にバターが不足しているのかと言えば、はっきり言って農水省の政策が無策だからだ。乳牛が大量に余っているからといって、牛を大量に殺してしまったのがきっかけだ。役人の見積もりではうまくいくはずが、翌年は猛暑になったせいで牛の生産量が激減してしまった。それ以来バターの品薄が続いている。乳牛は簡単に量を増やせるものではない。仮に増やすにしても仔牛から育て始める必要があるので、乳牛が育つではどうしても数年かかるし、それまでの費用は全て農家が負担しなければならないので、バターが不足したからといって簡単に増産できるものでもないし、やりたくもないというのが本音だろう。

 繰り返すが農水省は昔から失敗を繰り返している。20年前くらい前に米が不作になり、タイから米を大量に緊急輸入したが、タイ米は口にあわずに多くの人が食べずに破棄してしまった。そもそも農協の調査では、生産量はほぼぴったりになると判明していて、輸入する必要はない事は初めから分かっていたのに、輸入を強行してしまった。その結果、東南アジアの貧しい人が多い地域で、貴重な食料を日本人が金に物を言わせて横取りしてしまったのだ。そして不味いからという理由で結局食べなかった。そんな政策の失敗を繰り返し続けているのが日本の政府だ。



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