あるSEの業務日報

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始動する第5世代(5G)移動通信サービス~日本経済新聞

2015-12-06 16:45:06 | 話題

 日経電子版を読んでいたら「世界無線通信会議」というものが開催されて、第5世代の移動通信システムの周波数割り当てが問題になったそうだ。

 詳しい記事はこちら

 詳しくは記事を読んでいただきたいが、現在スマホなどで広く使われている4Gを、次の段階へ規格「5G」の策定にあたり、日本勢と海外勢の考えの違いが浮き彫りになったという記事で、それによると日本が提唱する周波数は現行のスマホなどの帯域を基本にしようとしているのに対して、海外勢は人工衛星などに使われるもっと高い周波数で規格を作りたいらしい。

 日本は世界でいち早く移動体通信(携帯電話)を実用化してきた最先端の国だ。現在の携帯電話もIモードもいち早く実用化されたが、いかんせん国際規格にならずにガラパゴス化してしまった過去の経緯がある。いちおう4G(第4世代)は日本も世界標準で製品が作られたので、日本に限らずほぼ世界中がそのまま利用できるようになったのだが、問題は今回の記事にあるようにこれからはインターネット技術をいかに活用するのかが焦点となるはずで、日本はたぶんいち早く製品化するだろうが、いかに国際標準の主導権を握れるかが重要になる。

 Gの氾濫

 それにしても思うのは携帯電話などの記事を見るたびに「G」という文字が目につく。「LTE4G」、「メモリ64GB」、「通話上限2GB」、そして通信周波数5GHz」など、Gのつく専門用語が実に多い事に改めて気づく。

 先日Yahooニュースで、iPhone6sを妻が予備知識なしでいきなりショップで契約させるというなんとも笑える記事があり、その記事の中に「Gって何かの暗号?」とあったが、通信契約と機種選択に加えて数えきれないほどのオプションと、携帯電話の契約は私も複雑怪奇で正直わけがわからない。今日の記事を読んで「Gって何かの暗号?」が世間一般の正しい常識なのではないかと思った。