還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

石の上にも13年

2017-06-05 13:36:34 | 日記

例年苦戦続きの我がタイガースの交流戦だが、嬉しいことに今年は少し様子が違うようだ。
もっともパ・リーグの5位、6位相手だったので油断禁物だが、糸井、福留のベテランが復調すれば今年は何となく期待が持てそう。

昨日は若い頃一緒に働いていた同僚の来阪を機に、かつての同僚4人で久し振りの旧交を温めていたので観戦できなかったのだが、
一昨日に続いて岡崎の活躍で劇的な逆転勝利。

滅多に出場することのなかった目立たない捕手の狂ったような大活躍。
出世には縁のなかった我が身に置き換えて、他人事とは思えない嬉しさだ。
願わくばこの調子が永遠に続きますように。

それにしてもプロ入り13年目にして初ホームランとは・・・。
家に帰ったら奥さんが泣いていたと言う。
腐らずにコツコツと努力していればいつの日にか陽に当たることもあるという道徳の教科書のような出来事だ。
誰でも努力すれば一度はヒーローになれるという見本でもある。
もっとも大多数の凡人にとっては唯一ヒーローになれるのは結婚式の時だけなのかも知れないが・・・。

そして悲しいかな、我々のような高齢者にとって残された唯一の機会は「葬式の時」だけ。
せめてその時には立派なヒーローだったと言われるように残された時間を生きていきたいものだ。



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