抜いても抜いても生えてくる生命力旺盛なドクダミ。
根が1㎝でも残っていれば春には芽を出してきます。
畑にとってはやっかいな邪魔ものですが、別名「十薬(じゅうやく)」とも言われるように、昔から薬草として重宝されてきました。
蓄膿症と60年の付き合いになる私は、小さい頃からドクダミを煎じたドクダミ茶をよく飲まされていました。
また昔は人糞を畑の肥料に使っていたせいで、ほとんどの子供はお腹に回虫を飼っていました。
その「虫下し(むしくだし)」にも使われていました。
もっとも虫下しにはセンブリの方がよく効きました。センブリの苦さは尋常ではなく、飲まされるのが嫌で逃げ回っていたものでした。
ドクダミの独特な臭いも苦手ですが、センブリの苦さに比べれば段違いにマシでした。
私の畑の周辺にはあちこちにドクダミが生えていて、ちょっと油断すれば畑の中へ侵入してきます。
そんなドクダミやヨモギを野菜の乾燥防止のワラ代わりに株元に敷いて利用しています。
嫌な臭いのせいで害虫が近寄ってこないようです。
今はドクダミの花が真っ盛りです。
白いのは花ではなく、中央の突起物が花だそうです。
この花だけを摘んできて適当な瓶に入れて
焼酎(ホワイトリカー)で漬けます。
焼酎の量は花の倍くらいにしました。(どの位の量が適当なのかわからないので試しに2倍にしました)
2カ月位で出来上がるだろうと思っています。
このドクダミの花エキスは虫刺されのかゆみ防止に効き目があるようです。
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