還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

理想の終末

2013-07-14 20:17:17 | 日記
今日は、妻が社宅で親しくして頂いていた友人の兄上が亡くなられ、一時期陶芸を教えて頂いていた縁もあり葬儀に参列する妻を葬儀会場まで送迎してきた。
陶芸・山登り・ダイビング・南京玉すだれ芸と多趣味多芸で活躍されていたので、多くの友人が参列され盛大なお別れの儀式であったようだ。
末期ガンであったが心残りなく余命を過ごされたそうで、覚悟の上のある意味満足しながら逝かれたとのこと。

「夫○○が家族の胸に良き面影と楽しい想い出を残し、満○○歳にて実り多き生涯に幕を下ろしました。
夫は皆様方と出逢え親しくして頂き、楽しい時間を過ごせたお蔭で、多くの思い出と共に旅立つ事が出来ました。
心より深く感謝いたします。
きっと故人もいまごろは、あなたさまの優しいお心に喜んでいることと思います。・・・・・・」
との会葬御礼の言葉はきっと本人と奥様の本心なのでしょう。

最後に会いたい人に出会い、行きたい所へも旅し、悔いなく人生の終末を迎えられた。
私は直接の面識はなかったのですが、リタイヤ後の理想的な生活を教えて頂いたような気がします。

いよいよ私も来春には完全リタイヤとなりますが、この方の十分の一でも「実り多き生涯」と言えるように、充実した日々を過ごしたいものです。


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