還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

政治家の罪

2011-02-10 23:26:34 | 日記
フランスでは首相一家がエジプトでの航空機代やホテル代をエジプト政府から提供されていたことが問題になっている。
フランスも日本と同じで「政治と金」のことが問題になっているのかと思ったが、どうやらちょっとニュアンスが違うようだ。
もちろん金の問題もあるが、それ以上に政治家としての情勢判断や識見が誤っていたことのほうが問題視されているようだ。
エジプトの独裁権力に対する国民の不満がたまっていることを見抜けず、ムバラク大統領と会談したことがやりだまに上がっている。

国民を代表して国の利益を守るべき政治家としては、情勢判断の誤りや先見性のなさのほうが致命的だということだろう。
一歩誤れば国を間違った方向へ導きかねないのだから当然のことだ。

翻って日本の政治家は明けても暮れても「政局」と「政治と金」のことばかり。

「権力を利用して政治献金を集める罪」と、「識見がなく的確な情勢判断ができない罪」とでは「政治家の罪」としてはどちらが重いのだろう。
(これは一般論であって、決してOさんとKさんのことを言ってるのではないですよ)


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