還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

冬野菜の播種

2015-08-01 00:32:08 | 家庭菜園
今日の最高気温は37℃、年々暑さが応えるようになり畑作業もサボり気味ですが、いよいよ秋冬野菜の播種時期です。

セルトレーにブロッコリー、キャベツ、白菜の種を蒔きました。
この時期は地温が高いので播種後3日で発芽しました。
昨年の古い種でしたがほぼ100%に近い発芽状況です。
ただ畑に直播したニンジンはこの好天続きで発芽するかどうかは疑問ですが・・・。

発芽の3条件は水分と温度、酸素です。
大体25℃位が適温の品種が多いので、今頃は発芽条件としては最適なのでしょう。
ところで播種してから発芽するまではつい水やり過多になりがちですが、水をやり過ぎても発芽しにくくなるそうです。

種は備蓄した養分を使って発芽させるのですが、まず播種した時に水を与えると種が水分を吸収して発芽プロセスを進めます。
この時期には酸素が必要になりますが、水やり過多になると酸欠を起こして発芽プロセスが進行しにくくなるそうです。
種蒔き培土は水持ちがよいので播種した時にたっぷり水やりをしておくと、あとは発芽まで水をやらない方が良いようです。

発芽後も水をやり過ぎるとヒョロヒョロ苗になってしまいます。
今までは「立派な苗にするには・・・」と毎日水やりを欠かさないようにしていましたが、これがヒョロヒョロ苗になる原因だったようです。
今年はセルトレーの下に水抜きできるような穴開きの台をしいて、土の表面が乾いたら水やりをするようにします。

それにしても早く涼しくなってほしいものです。
暑さに負けてまだジャガイモが一畝残っています、早く掘り起こさないと次の作付けができないと焦り気味です。
完全退職して一年あまり、もう少し畑仕事に専念しようと思っていたのに・・・暑さには勝てません。