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夢中人

sura@cosmic_a

王家の紋章

2009年01月04日 | Weblog
先日、エジプト特集の番組が放送されていた。

去年もあったなぁ。私的にはわくわくしながら観ています。
やっぱりエジプト文明って魅力的ですよね。
そんな魅力的なエジプト文明。もともとはメソポタミア文明の地で生きていた人々が
エジプトに移り住みそこで文明が発達していったと吉村先生が言われていた。
メソポタミア文明。。。歴史の授業で習ったなぁ。
そこがもともとの文明の発生の地なんですね。現代でいうとイラクあたりみたいですね。

私は子供の頃、このメソポタミア文明よりもっと後のエジプトを舞台にした漫画を
好きでよく読んでいたんです。
それは「王家の紋章」という漫画です。
主人公は、アメリカの女の子キャロル。キャロルは考古学が大好きでエジプトで勉強をしているんです。
ある日キャロルは、アイシスという謎の美女に、王家の墓を荒らした呪いということで
古代エジプトに連れて行かれちゃうんです。
途方にくれるキャロル。
いろいろありながらも、その古代で若きファラオのメンフィスと出会うんです。
キャロルは、肌は白く、髪はパツキン。。。いえ、金髪。
そして、現代で勉強が好きだったということで知識も豊富な女の子。
そんなキャロルに、自分に従えというエジプト王メンフィス。
でも、キャロルは現代の、それも先進国の女の子だけにそれはできないと主張。
そんなこんなもめながらも、キャロルはメンフィスの妃になり古代エジプトで生きていくと決心するんです。
。。。と、出だしはこんな感じのお話なんですが、なんせ50巻近くあるので全部は説明できません。

このお話の特徴としては、キャロルが現代で考古学を研究していて、
その研究していた古代へ来ちゃったもんだから、現代で勉強したあの国に行きた~い
とはしゃいじゃって、またそれぞれの国の王や王子達もぜひわが国へ来てくれとなっちゃうんですよ。
それはそれでいいと思うんですけど、その国々に行くたびに騒ぎに巻き込まれるというか、
騒ぎをおこしちゃうんです。
おいおいまたかよキャロル~と思いながら50巻近く読み続けてきました。
まっ、その騒ぎによって、その国の特徴や貴族の生活、また庶民の生活などなどが
画かれているんですけどね。

登場する国としては、ヒッタイト。現代のトルコあたりだったかな。
そこにイズミル王子という王子がいるんです。これがなかなかステキな王子様なんですよ。
確か、見聞を広げるために各国を旅しているんです。それでキャロルに出会って彼女に惚れちゃうんです。
そんなイズミル王子の場面で印象的だったのが、普段イズミル王子はマントみたいなのを
頭からかぶっているんですが、ある時、そのマントをとったんですよ。
そしたら、ものすごいロン毛。。。いえ、長髪でしかも太く結われているんです。
そしたらキャロルが、この長髪は戦いで首を守るためのものだ。現代で勉強した。。。と思うんですよ。
首を守るために髪を伸ばす。。。なんか妙に印象的でした。
あともう一つ印象的な場面があって、それは「レバノン杉」がでてくるんですよ。
今はもうないみいたいなんですが樹齢の長い杉が沢山あったみたいです。
そんなレバノン杉がうっそうと茂って、狼の声が聞こえる闇の森をキャロルは(確か)一人で彷徨わなければ
いけないはめになるんです。
古代の人は、逃げたり戦ったりするのに、闇をうまく利用したみたいですね。

他にも登場する国があって、それはアッシリア。現代のイラク辺りかな?
そこにアルゴン王というお方がいらっしゃるんですよ。ちょっと女性がお好きな印象の方でした。
他にも、バビロニアのラガシュ王。この方はちょっと大人な感じだったなぁ。
その他にも地中海の国とか、あと、謙譲物として像が贈られたりしてたからインドだよね。
そうそう、キャロルは古代エジプトで猫を飼っていたんですよ。
そんなこんなこの漫画には、古代文明が画かれているんです。
ちなみにこの漫画は確かまだ終わっていないはずなんですよ。

メンフィスは若くして死んでしまう王と知っているキャロル。(たぶん、ツタンカーメンがモデルなのかな?)
そんなメンフィスを守ろうとするキャロル。
はてはて、どうなっていくんでしょうね。
子供の頃に読んでいた漫画と言ってますが、実は今でも単行本を持っています。
たまに読み返すんですよ。無性に読みたくなってですね。。。


王家の紋章 (10) (Princess comics)
細川 知栄子
秋田書店

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