夢中人

sura@cosmic_a

敦 山月記・名人伝

2006年09月28日 | Weblog
福岡県小倉にある北九州芸術劇場に
野村萬斎さん構成・演出の「敦 山月記・名人伝」を観に行ってきました。

この「敦」は萬斎さんが芸術監督をされている
世田谷パブリックシアターで公演されていたとは
知っていたのですが、「東京だけなんだぁ」と思っていたところに、
な・・・なんとこの九州でも公演があるというじゃないですか。
小倉は佐世保から高速道路を使って約2時間くらいの場所。
たいしたことのない距離。行けると思った。

チケット購入は遠方の場合は当日券にしているんですよ。
天候とかでいけない場合があるかもしれないから。
んで、今回も当日券だったんだけど、な・・・なんと最前列だったんです。
いやいや、会場は満員でしたよ。
当日券も購入した時は、あとわずかって感じだったんですけど、最前列。
まぁ一番端っこだったんですけどね。


キャ~と思いながら会場にはいるとステージには
大きい遺影が。。。
「あぁ。。。この人が原作者の中島 敦さんなんだ」と思いながら
最前列の席に。

舞台が始まる。

一番最初に、太鼓と尺八の演奏者が準備していたんですけど、
尺八の方がちょうどまん前だったんですよ。
これがですよ、この尺八の演奏者の方がイケメンだったんですよ。
ほ~って感じ。
残念ながら太鼓の方は遠く観れませんでした。

お話の内容は、、原作者の中島敦さんが「私とはなにか」を問い続けた人だったみたいで、
「生きていくこと」とか「死ぬこと」など、そんなことなどがテーマだったような気がします。
「人生は何事を為さぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短い・・・」
この台詞を何度も言われてました。

山月伝はシリアスなお話で、名人伝は狂言みたく笑いありって感じでした。
台詞のいいまわしは狂言みたいで、その使っている言葉は現代言葉。
いいかもしれないと思った。
そして、なんといっても演出っていうんですか?
そっかぁ。。。なんて思うのが沢山ありました。
漢字の使い方を観ていて、そっかぁ。。。そうなんだぁって。

まぁね、結構シリアスな場面もあったんですけど、
そんな時に、萬斎さんが倒れこんでる場面があったんですよ。
その距離が三歩あるいて手をのばせ萬斎さんに触れられそうな所。
なんかドキドキしちゃって、シリアスな場面にもかかわらず、
顔がにやけちゃって、ニヤニヤしながらそんなシリアスな場面を観てました。
スミマセン。

なんかこー。。。萬斎さんと目が合ったような気がしたんですけど、
勘違いですかね?
舞台から見て一番左側にいました。
グリーンのカーディガンを着ていました。
あはっ♪
萬斎さんは間違いなくステキでした
カーテンコールの時は身軽さを感じました。

ではまた近いうちに。うふっ♪
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2 コメント

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Unknown (yumyum)
2006-09-30 16:59:58
はじめまして!私も北九州公演を見ました~!

当日券で最前列だったんですかぁ~~!!

すごい羨ましいです!!!



私は舞台から見て右端の、バルコニー席の1列目。

微妙な位置でしたが、舞台からは結構近かったので

良かったです。

劇の途中で、両端の出っ張った所に萬斎さんが

パッと来ましたよね!あの時がめいっぱい近くて

ドキドキでした。suraさんの席だと、思いっきり

接近してましたよね!ドキドキ♪ですよね。



演者のセリフ回しや身のこなし、本当に完璧すぎる

くらい完璧で、すごく感動しました。



また萬斎さんに会いたいなぁ~。



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yumyumさん (sura)
2006-10-01 11:39:59
はじめまして!コメントありがとうございます!

私のあの時のドキドキ感わかりますよね?

いろんなことを含めて、見に行ってよかったぁと思いました



実は昨日ですね、長崎で薪能があったんですよ。

もちろん狂言もあって、そこで再び萬斎さんに

お会いしました



今回は後ろの席だったんですけど、角度がよかったんですよ。

おほほほ。。。短期間のうちにこんなに会えるなんて超うれしいです。
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