夢中人

sura@cosmic_a

チベット

2008年04月15日 | Weblog
今年の初めくらいだったかなぁ。。。
ある予言者の方が予言された内容がテレビ画面に映し出されていた。
ふ~んと思って見ていたら、ある文章が目に留まった。
テレビの内容的には環境ことを中心に言っていたんだけど、
それとはあまり関係ない内容だった。
妙に気になって、その後もたまにその文章が頭にちらついていた。
今わかった。あの文章の意味が。

どこの国にも人権や環境の問題はある。確かにその通りだと思う。
でも、オリンピックがそれを見過ごさないんだ。
オリンピックは平和の祭典。
世界各国のアスリート達が技を磨き上げて戦う場所。
聖火がともない、まさに聖なる場所になるんだ。
その聖なる場所となる国が、まさに今、人権問題の場所となっているのは
よくないと思います。

チベットのことを知ったのは、ブラット・ピットさん主演の映画
「セブンイヤーズ イン チベット」を観てから。
そこでダライ・ラマ14世の存在を知りました。
チベットには、ダライ・ラマと言う方がいらっしゃるんだな、
チベットってどんなところなんだろうと興味があった時期もありました。
でも、ちょっと気になっていたのが、ダライ・ラマ14世は
チベットにいらっしゃるんじゃなくてインドにいらっしゃるということ。
なんでかなぁ?と不思議には思いましたが、そんな深くは調べることもしませんでした。
その後も時折、中国とチベットはあまり関係が良くないようなことが
耳には入っていましたが、そう気にすることもなく過ごしてきました。
しかし、今回、それがはっきりわかりました。

正直驚きました。ちょっとショックも入ってる感じ。
近代化のためにそうしているとか。
私は思うんですが、本当に近代化となった時に、
文化的なものとか、宗教といったものは大きな力になってくれるんじゃないかと。
近代化になると、生活の中でその国らしさというのは消えていきやすいんじゃないかな。
それに、なにもかもが便利になって、それが当たり前になっちゃうと
感謝の心でさえ忘れがちになっちゃうと思う。
本当に大事なものを見過ごしてしまいがちな状況じゃないかな。
そうなってしまうと、その場にいる人では、なんともできないと思う。
そこで救ってくれるのは、文化的なものであったり、宗教であったりだと思う。
人は人だけの力で生きていけるはずない。

ダライ・ラマ14世は、独立を求めているわけではないと言われている。
中国の一部として存在してもよいということだよね?
もし、中国が本当に近代化の波にさらされた時、チベットが大きな力となってくれるはずだよ。
そう感じるけど。
それなのになぜチベットを追いつめるのかわからない。

ダライ・ラマ14世は、今、アメリカにいらっしゃるとか。
まさにアメリカは近代化の国であって、そのアメリカがダライ・ラマさんを
受け入れてるということだと思うけど。
アメリカでも必要とされてるんじゃないですか。
必要なんですよ。

オリンピックは聖なる祭典。
多くの神々達も舞い降りてくるはず。
見過ごすはずがない。

中国から心が離れていく。

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