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毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

国際地学五輪 「地学オリンピック」ってなにするの?

2010年09月29日 10時37分16秒 | 日常
 ネットニュースで「今年の国際地学五輪の日本代表の高校生は、金メダル1個、銀メダル3個を獲得しました」という記事を読んだんですね。で、記事タイトルのまんま、地学オリンピックってどんなことを競うのかしら?と思いました。

そこで『NPO法人地学オリンピック日本委員会』のHPを見たら凄いんだよ!まず地質・固体地球科学部門、気象・海洋科学部門、天文・惑星科学部門の3部門があって、それぞれに筆記試験・実技試験があって(もちろん問題文は英語なので、付き添いの先生たち総がかりで翻訳するそうです)今年、金メダルを受賞した野田和弘君(私立広島学院高等学校・三年)は、天文・惑星科学部門トップ賞も同時受賞されたそうです、凄いね!!

NPO法人地学オリンピック日本委員会の「国内二次選抜(グランプリ地球にわくわく2010)問題」の天文分野を引用

>>第1部:移動プラネタリウムによるグループ試験 20分<<

 問題に先立ち、プラネタリウムと解答に使用する星座早見版の操作に慣れる時間がありました。

○第1問 解答時間4分間

 兵庫県明石市付近で、ある日の午前1時と午前3時の2つの時刻に観察される西の空が投影されます。(投影時間は各2分間)それを星座早見盤と比較し、そのような星空が観察される日付を解答します。

>>第2部:試験室にて実施 15分 <<
 註 以下の問題は、各5分間投影されるスライドとして出題された。

○第2問 
 
 次の6つの天体を恒星進化の過程順に並べ替え、その記号を解答用紙に書きなさい。スタートはAとします。

A:馬頭星雲 B:網状星雲 C:ベテルギウス D:オリオン星雲 E:すばる星団 F:かに星雲

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

問題にうっとり。たぶん、参加された各高校の生徒さんたちは、その学校の地学クラブや成績優秀者の皆さんばかりなんだと思うんですが、こういう問題を延々と何十問解いても楽しくてたまらん!という人が、きっとテッペン獲ってると思います(笑)

世界中の地学大好きな高校生たちが集まって、好きな話で盛り上がっているのを想像するだけで、和むわ~。ちなみに、うちの高校生に問題を見せたら、それだけでゲロゲロしてました(めっちゃ地学が苦手なんです・爆笑)

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