What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

伊藤計劃×円城塔 『屍者の帝国』(河出書房新社) めっちゃ面白い!

2012年08月25日 14時36分42秒 | 
 おもしろーい!めっちゃ面白い!これゲームで言ったらスマブラですよ!!オールスター総登場で、ガンガン暴れまくってるのがたまらんです。

個人的には、レッド・バトラーを登場させてくれて、心から感謝です。高校の頃、TVで前編が放映されてはまって(次週に後編が放送された)次の日に学校の図書館から借りた原作を、不眠不休で読んで完徹して本気で頭がしびれた想い出があるので。

稀有な才能が二人集まって創作すると、こんな凄い融合がおきるんだという標本になる作品です。登場する人物や団体やモノや出来事に、心当たりがあってニヤニヤできる人が読まれると愉しさ倍増です。逆に、ここに登場する物事をまったく知らずに読んで、なにこれわからん?という人は、さぁ、ここをきっかけにどしどし図書館や本屋さんやネットで調べまくって、脳みそに菌をばりばり増やしましょう(笑)

円城さんが書かれた一般人向きの作品のなかでは、一番読みやすいと思います(褒めてる?褒めてない??)濃密な創作世界を堪能されたい方は、ぜひお読み下さい。午前中に買ってきて、夢中で読んだ二時間半、幸せでした~。さぁ、また読み返そう♪
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