What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

波津彬子 「画業30周年記念原画展」 石川県で開催。

2010年09月21日 16時59分52秒 | 漫画
 波津彬子さんのお姉さん、故・花郁悠紀子さんの作品が大好きで、当時はそんなに情報がばんばん入ってくる時代じゃなかったので、初めて波津さんの作品を読んだ時は「作風も絵も似ているなぁ」くらいにしか思いませんでした。でも、『雨柳堂シリーズ』や『英国シリーズ』などの素敵で面白い作品をどんどん発表されて、欠かさず雑誌掲載をチェックして読むようになりました。

いまでも精力的に作品を発表されているし、エッセイを書かれたりして、お姉さんのぶんもいつまでもお元気で、創作活動をなさって欲しいと、心から願ってます。

(花郁悠紀子さんが若くして病死されたのを知った時、あの世界に二度と会えない事が、凄く哀しくて辛くて、「作家さんが亡くなる=作品の終わり」という意味を、初めて実感しました。『フェネラ』に『アナスタシアとおとなり』などのコミックは、いまでも持っています。)

さて、石川県金沢近辺にお住まいの漫画好きの皆さん、10月9日になったら、レッツゴー!石川四高記念文化交流館!!近在でなくとも、電車も道路も飛行場もある、めっちゃ便利な立地ですので、どしどし原画展にお出かけ下さい・・・うん、いけない私の代わりにね(涙目)

コミックナタリー - 波津彬子、画業30周年を記念した原画展が地元・石川でより引用
 
 波津彬子の画業30周年を記念した原画展「幻想迷宮」が、10月9日より石川四高記念文化交流館にて開催される。

また11月6日には波津による「お話を聞く会」を開催。ハガキかメールにて応募した人の中から抽選で50名が招待される。さらに2011年1月16日には、「雨柳堂夢咄」其ノ十三の発売を記念したサイン会を開催。応募は12月15日より先着順で受け付ける。

開催期間:2010年10月9日(土)~2011年2月28日(月) ※12月29日~1月3日は休館
場所:石川四高記念文化交流館
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料:350円 大学生280円 高校生以下無料

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鎌池和馬 『とある魔術の禁書目録』 (エンターブレイン)

2010年09月21日 10時03分54秒 | 
 次男のお友達の内で、にわかに「ラノベ」が盛り上がりまして(笑)ひとりは『ハルヒ』シリーズを揃え中、うちのは『バカテス』を揃え中、もうひとりは『とある魔術』を揃え中と、良い塩梅に貸し借りのできる状況が成立♪私はほくほくして次男が借りてくる小説を読んでおります。

そのなかでも、この設定は美味しいな!と思ったのが、鎌池和馬さんの『とある魔術の禁書目録』シリーズ。まだ、第一シーズンの1~8巻までしか読んでいませんが、魔法も超能力もオカルトも科学も宗教も、なんでもやれちゃうこの設定は上手い。これなら、いくらでも風呂敷を広げて、巻数増やせるわ~と感心しました。

主人公(で、良いんだろうか?)上条当麻の持つちから*「幻想殺し」も上手い。とことん最強を謳う主人公設定(『バスタード』のダーク・シュナイダー等)は、実は綻びやすいもので、そこが読ませどころにもなるんですが、この上条君のもたらす、ちからを持つものたちへの絶望感が素晴らしいです。何故、上条君がそのちからを持っているのか早く知りたいんですが、う~ん、最終まで引っ張るのかしら?

このちからは、ラノベ読者が(普通にゲーム好きであると仮定して)「本当に恐い」と身近に感じられる能力なのですよ。このちからの圧倒的な事を知っているから、上条君の周囲に、どんなに最強だの選ばれし者たちだのが集まってきても、「絶対に大丈夫」と安心して読んでいられるんです。

*このちからが、どんなものなのかが作品のポイントなので、伏せておきます。

案の定、どしどし話しが広がっているし、アニメ化もされ、姉妹作品も刊行されていますので、いま流行の「ラノベ」を読んでみようかな~と思われるのであれば、この作品をお勧めします。

どんな風に、風呂敷が広がっているのか興味があって、ネタバレもOKな方のみ、ご覧下さい。

とある魔術の禁書目録 - Wikipedia
コメント (4)
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