平成27年9月17日(木)
北海道の天気は、とてつもない快晴。
そりゃ~、今日は旭岳~層雲峡まで縦走するぞぉ~と気合いだけは入っていた。
でも・・・ザックが重過ぎる・・・(*´Д`)=зと、同時に
美瑛駅から旭岳ロープウェイに到着するのは、11時頃
そこから層雲峡まで縦走するには、絶対無理だな! 層雲峡まで行って帰りに旭岳まで縦走することに変更。
天気が良いのに残念だけど、移動日とする。 こんな時は一人だと気楽でいいなぁ~と実感。
美瑛駅始発の電車で、旭川駅へ。
おぉ~、朝早い電車だというのに地元の人が沢山いる、電車も2両で走っているじゃん!
凄い!ありとあらゆるちょっとした出来事に目をパチクリしながら、北海道を楽しむ。
自分の足で北海道を移動するのも、時間があれば楽しいものですな。
ただ山中は別の話だけど!
旭川駅から路線バスに2時間揺られて、層雲峡に行く。
途中、JR上川駅で休憩タイム。
駅の中をウロウロ、ここで1つ発見しました。
JR上川駅~愛山渓温泉まで路線バスが出ている事を、
地図を広げ愛山渓温泉に泊まれば、歩きたいと思ってる場所を山中1泊すれば縦走出来るのか・・・と、
参考にしときましょう♪
本日のお泊り場所は、層雲峡バス停から数分のところにある「層雲峡ユースホステル」。
ユースは初めて利用、安いし赤岳・黒岳に行くのは便利なので、
予約したので少々汚くても何も期待はしていなかった。
ユースに辿り着き外観を見た時、案の定 こんなもんだよね、って感じで中も古かったし。
しかぁ~し!
周りのホテルと比べない限り、期待は大きく裏切った。
格安でこんなに良いホテルは他にはないということを体験した。
層雲峡ユースホステルの良かったところ。
1Fは、男性部屋・浴室・洗面所・トイレ・ランドリーと食堂兼談話室。
2Fは、女性部屋・浴室・洗面所・トイレ・ランドリーと、完全に男女別々。
部屋は1部屋に2段ベットが4つ、各ベットに遮光カーテンが付いていて、部屋の電気がもれない。
各ベットにはライトが備え付いてコンセントもあった、シーツも布団もとっても清潔だし食事も美味しかった。
トイレもめっちゃ綺麗で感激してしまう。
一人山旅中の者にとっては、なんと言っても談話室で貴重な情報交換が出来る事が最大のメリット。
各国の外国人も多く利用していた。
今までちょっとした移動の時に利用するホテルって、ビジネスホテルしか頭になかった私でしたが、
特に一人旅の時は、ユースホステルは使えるぞ!って、新たな発見をいたしました。
平成27年9月18日(金)
銀泉台~赤岳~緑岳~北海岳~間宮岳~中岳~黒岳~層雲峡縦走。
ユース前始発のバスで銀泉台へ、バスに揺られて約1時間。
7:10 銀泉台から赤岳へ。
長年見たいと思っていた、これが大雪山の紅葉かぁ~。
カメラを抱えた人達が、一生懸命写真撮影しています。
やっぱり、一眼レフ持って来れば良かったなぁ~(*´Д`)=з
第3雪渓まで紅葉が綺麗だと、前日誰かが話していた。
マイペースで写真撮りながら登ってゆく。
何枚も何枚も同じ場所で写真を撮りまくる。
毎年、大雪山の紅葉を見たいと思っていた私にとって、夢のような景色なのだ。
赤岳へ。
予定では、赤岳~黒岳~層雲峡に下山する予定でいたが、
北海道に来る前に地図を見ていたら、緑岳がある事を知り緑岳をネットで調べてみると、
景色が良さそうな場所だったので、ついでに緑岳へ。
緑岳へ行く途中の小泉岳。
白雲岳の避難小屋が小さく見え
なだらかの丘の様な場所を緑岳へと進む。
赤岳から先は誰とも出会うこともなかった、雄大な大雪山。
緑岳。
緑岳から眺める高根ヶ原に忠別岳、そして北海道の王冠ともいえるトムラウシ山、雄大な景色だ。
以前、縦走した場所を眺め良く歩いたなぁ~と改めて思い、
そして高根ヶ原一帯は、熊の生息地だった事を思いだし、
小心者の私は、そそくさと来た道を戻り、
白雲岳避難小屋へと向かう。
テント泊してる人が数名いました、避難小屋周辺まで来ると人もいて一安心。
避難小屋でゆっくりとお昼のパンを食べて、地図を眺め白雲岳は以前登っているのでスルーして、
北海岳へ。
冷たい風が頬を打ち付けてくる、人も歩いていないだだっ広い山の中。
まだ1時前だというのに、もう夕方のような静けさ足元の岩場でエゾリス達が戯れている。
ナッキー出てこないかなぁ~。
一人で歩いていると、なんとなぁ~く心細くなってきたので熊鈴をザックに付ける。
流石にここでは唄う事は出来なかった。
いい按配に鈴が風になびき、鈴音が大きく大地に響き渡る。
前方から一人の登山者がやって来る、決して話す訳でもなく挨拶を交わすだけ、
ただそれだけの小さな出来事なのに、人の温もりが感じられホットしている。
13:00 北海岳山頂
北海岳山頂から黒岳を眺め、
さて、ここから右回りにするか左回りで黒岳石室に行くか、地図見て検討。
18時の最終リフトには間に合いそうだったので、左回りで歩くことにする。
中岳で、前方から来る2人と出会う、この人達は白雲岳避難小屋泊なのかな?って。
風が強い、熊鈴がうるさいほどザックから響いている。
北鎮岳分岐から北海道第二の高峰、北鎮岳に登りたかったが流石に登ってる時間はないのでスルー。
15:45 黒岳石室
小屋のおじさんに、リフトの最終は17:00と言われて大慌て。
最終18:00だとばかり思っていた。 間に合うか?
大急ぎで写した写真だったので、黒岳の字が見えてない。
途中の紅葉の写真をさっさと写し、大急ぎで下山。
16:45 最終のリフトに間に合った!
リフトでロープウェイ乗り場まで降り、
ロープウェイの切符売り場のおじさんに、余裕持って下山しなければダメだよと怒られてしまった。
トホホ、はぃ、すみません・・・と(*´Д`)=з
大雪山の紅葉がみれ、大満足の北海道でありました。
1日違いでしたが、大雪山にいらっしゃったのですね
私は9/18にニセイカウシュッペから大雪山を眺めてましたよ
同じ山好きさんですね
これからも訪問させてもらいますね
コメントありがとうございます。
1日違いでしたか。
初めて見る大雪山の紅葉に感激し、特に緑岳から眺めた景色は格別のものでした。
ニセイカウシュッペって山は知りませんでした。
いつもブログ拝見しております。
私には見ることのできない素晴らしい絶景を楽しませてもらってます。
熊が出そうな遊歩道の恐怖感、そこを抜けたとき人に出会うと、ほっと一息の安堵感、伝わってきました。
紅葉の山を通り抜け、上から眺める景色素晴らしいんでしょうと、思いながら、写真を楽しませてもらってます。
私も、若い頃山に誘われたとき、始めてればよかった。
カメラ担いで山に登りたい、もうできないけど・ ・ ・ 。
また、見せていただきます。
こんなアホなブログでも、いつも観ていてくれる人が居るとと思うと、とっても嬉しい限りです。
ありがとう♪の気持ちを送ります。
そうですね、北海道イコール熊!
ヤッパリ、野生の生き物には恐怖感が湧く小心者です。 その瞬間、チッポケンな人間なんだと実感した瞬間でもありました。