平成28年4月12日(火) 日程3日目
アンコールトム~アンコールワット
いよいよ、アンコール遺跡めぐりです。
まずは、遺跡を見るために必要なチケットを取りに行きます。
チッケトは写真が必要です。
窓口のところで撮影してくれるので、わざわざ日本から持って行かなくてもOK。
10分ほどで全員分のチケットが揃いました。
出来上がったチッケトを首から下げ、遺跡群に入る度に検問でチャックされます。
検問所の周辺は、雑念としています。
こんな場所に検問所がある為か、チケットの顔写真と顔をしっかりとチェックされます。
しっかりとチェックされた後は、アンコール王朝の王都 世界遺産 アンコールトムへ。
アンコールトムは、アンコール遺跡の1つでありアンコールワットの北に位置する城砦都市遺跡。
7世王は「神の都」として造営された王朝が壊滅的な打撃を受けたことを教訓とし、
城壁を兼ね備えた新しい城都の再建に着手し、
こうして誕生したのが、一辺が3㎞の正方形、高さが8メートルの城壁に囲まれた、
広大な敷地を有する、今日のアンコールトム(大きい城都)。
東西南北に、南大門、北大門、西大門、死者の門、勝利の門の5つの城門で外部と繋がっている。
各城門は塔になっていて、東西南北の四面に3m観音菩薩が彫刻されている。
かなりの威圧感があります、これが突然 崩れたどうなるんどろう?と思いながら門をくぐって歩きます。
☆南大門
我々は、市内から一番近い神々と阿修羅が並ぶ南大門をくぐると、
中心にあるバイヨン寺院の参道へと入る、
しかし南大門からバイヨン寺院までは、東に真っ直ぐのびた道が1.5㌔も歩くと、
第一回廊・第二回廊に囲まれた中央には、高さ42mの本殿がそびえ建つ。
歩いてる途中、神々の世界へと導かれてゆく感じでした。
☆バイヨン寺院 バイヨンの正面
アンコールトム遺跡の中心にあるバイヨン寺院
中央の一段と高いのが、中央祠堂
その外側が、第二回廊、 一番外側が、第一回廊である。
寺院の中に入ると、至るところに神秘的な大菩薩の笑み?
世音菩薩の四面塔は、49塔
北大門、西大門、南大門、勝利の門、死者の門 に5塔 = 計54塔
圧倒的な大きさと数である。 至る場所から見つめられ悪い事は出来ません!
優雅に像に乗って観光されている外国人、この暑さの中 歩きたくない!って気持ちが良く伝わってくる光景です。
乗り心地は良いのか?疑問ですが。
第一回廊の壁には、、レリーフで埋め尽くされている。
クメールの軍隊 と 中国の傭兵
軍隊の後方支援の状況
レリーフの図柄は、、、クメール軍の行進、水上戦の様子
商売、市場、闘鶏、出産シーン、、、、、多彩であった。
この彫刻がすべて、手彫りと云うから、また驚かされる。
柱に彫られているアプサラの舞のレリーフです。
踊る姿は、、動的ですね。
角度を変えると、バイヨンの表情も変わります。
第二回廊を見学し、中央祠堂へ上る。
未だ迷いに包まれる、バイヨンの四面塔。
バイヨンのメインは、やはり中央祠堂周辺の、観世音菩薩の四面塔であろう。
アンコール遺跡のパンフレット等で、よく見かけますよね。
その巨大さと数の多さ、点在する密度の濃さ
何と言ってもその瞑想的な表情の魅力に圧倒されました。
柔らかな微笑みは「クメールの微笑み」と呼ばれています。
森の中を抜け、続いて向かったのが、
☆バプーオン寺院
バプーオンは隠し子伝説が残る場所なんだとか。
この回廊の下を潜り抜けて
☆像のテラス
観光もそろそろ終盤、もの凄い暑さです。
北海道から来ていたツアーのお一人様、熱中症でフラフラ状態。
そりゃぁ~、北海道とカンボジアの温度差30℃は違うでしょう。
アンコールトムの観光の後は、食事をして暑さ対策のために一旦ホテルで、
2時間の休息タイムです。カンボジア人のお昼寝タイムでもあります。
その間にシャワーで汗を流し、着替えをして夕方までベットでだらぁ~。