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大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

錦彩る 飯豊連峰縦走♯2

2014-11-18 20:25:50 | ~ 日本百名山 ~

 

 

 平成26年10月11日(土)

飯豊連峰縦走2日目、快晴 

★ 5:24 飯豊連峰の主峰である、飯豊山目指し元気にスタート

★ 5:30 飯豊山への登り途中、雲海は徐々に赤く染まりだし

★ 5:47 夜が明けた  

朝日に染まる真っ赤な雲海、「うわぁ~、綺麗だねぇ~」脚を止めて写真撮影

夜が明けたばかりの日に照らされた、最高峰の大日岳

2日目の縦走路は、この大日岳を1日眺めながら進む

 そして、正面にある飯豊山

★ 7:30 飯豊山神社・本山小屋

少々休憩

飯豊山山頂は、本山小屋の裏

★ 8:00 飯豊連峰 主峰 飯豊山

前日 駅で一緒になったカップルと出会う

なだらかな道を御西小屋へと向かう

連休だと云うのに人は居なく、雄大な山歩きが楽しめている

朝日連峰

★ 9:00 御西小屋 風が強い、ザックデポして

飯豊連峰最高峰の大日岳へ

★ 10:30 大日岳

山友さん、大日岳山頂でいきなり銭計算始めた・・・(笑)

大日岳がそうさせているのか? もしかして金運の山なのか?

御西小屋から、烏帽子岳・梅花皮岳と登り

本日の宿泊予定の梅花皮小屋(かいらぎ)へ 

憧れていた飯豊連峰縦走

飯豊連峰2日目にして、今までの自分自身の縦走歴の中のNO.1かNO.2の山となる

スケールの大きさ、懐の深さ、静かな山 全てに感動した山であった

 

★ 15:45 梅花皮岳

北股岳山頂直下にある、梅花皮小屋

 ★ 16:00 梅花皮小屋到着

この日、小屋に泊まった人は我々と後2名だけ

ゆったりと小屋が使え、ラッキーでした

 梅花皮小屋は、ビール・焼酎・日本酒が売っていました

焼酎は、ワンカップと後、計り売りもしてくれるので

アルコール好きな方は、この小屋はお薦めですよ

 

 

 

 

 


錦彩る 飯豊連峰縦走♯1

2014-11-17 20:44:26 | ~ 日本百名山 ~

  

平成26年10月10日(金)-12日(日)

最高の天気に恵まれた、飯豊連峰2泊3日縦走 

メンバー3名 

ルート拡大図

★ 1日目・・・ 福島県・弥平四郎登山口祓川山荘疣岩山三国岳(三国小屋)種蒔山切合小屋泊

★ 2日目・・・ 切合小屋本山小屋飯豊山御西岳御西小屋大日岳御西小屋烏帽子岳梅花皮岳梅花皮小屋(かいらぎ)泊

★ 3日目・・・梅花皮小屋北股岳門内岳門内小屋胎内山地神山頼母木山(たもぎ)頼母木小屋大石山大石山分岐

鉾立峰朳差岳鉾立峰大石山分岐足の松尾根新潟県・奥胎内下山

                               

 今回の飯豊連峰縦走は、昨年のリベンジであった

昨年も今回同様10月の三連休、福島県・弥平四郎登山口から入山し、祓川山荘付近から雨が降りだし

祓川山荘から1時間程登った地点で、雨が強くなりサッサと退散し

ローカル線の旅&新潟グルメツアーとなった記憶はまだ新しい

「今年は必ず行くぞぉ~」と、昨年と同じメンバーで温めていた飯豊連峰縦走

福島県側から入山して、新潟県側に下山予定

 

★ 5:31 会津若松駅始発の電車に乗車し、野沢駅へ

野沢駅から予約していたタクシーに1時間程乗り、福島県・弥平四郎登山口へ タクシー料金 約1万円程

★ 7:45 弥平四郎登山口スタート

★ 8:00 祓川山荘ポツポツと雨が降ってくる

今年も新潟グルメツアーになるんかいな?

山荘の中で軽い食事をしていると、屋根に打ち付ける雨の音が激しくなってくる

この場所は、このメンバーの魔の領域か・・・?

山荘を出たり入ったりしながら、雨の様子を窺うこと30分

★ 8:30 ザックカバーを付け合羽着用し、よし行こう!

歩き初めて2時間、雨も止み水々しい色彩を目の前にしながら

鬱陶しい合羽を脱ぎ、「おぉ~、来て良かった!」

次第に青空も覗いて来ました、後ろを振り返るとぼんやりと山々が見渡せて

★ 11:30 疣岩分岐

祓川山荘から疣岩分岐までの3時間、今回の縦走でこの3時間が自分の中での正念場だなと、思っていた場所

岩場の痩せ尾根があったりと

変化のある登山道、昨年 あの雨の日に登らなくて良かったと安堵する

三国小屋を目指して・・・

★ 12:45 三国小屋

タクシーで一緒だった人と、ご対面

本山小屋までゆくか?次の切合避難小屋泊にするか、色々と検討

本山小屋まで登ってしまえば、翌日は楽なのであるが

さて、どうなるのでしょうか?

★ 13:15 切合避難小屋目指して出発

青空に映えるダケカンバ

やっと、手前に切合小屋が見え、遠くに飯豊本山小屋が見える

この日は、切合小屋泊とする

広大な平原、熊も喜びそうな場所ですね

★ 15:10 切合避難小屋到着 水場は避難小屋の目の前

既に何組かの登山グループが居たので

我々グループは、後から来ても動かなくても済む様な3畳程の狭いスペースを陣取り

お疲れさまの宴会突入、程よい程度に良いも廻り外に出て見ると

外気は冷たく、顔面の火照りをピリピリと覚ましてくれた

よしっ!眠るなら今だぁ~、と言わんばかりに小屋に入り大爆睡に陥りました

 

 


皇海山

2014-10-06 10:35:32 | ~ 日本百名山 ~

 平成26年10月4日(土)

10月紅葉シーズン到来です

さて、紅葉シーズン最初の山は・・・ 

山肌が少し色付き始めた、日本百名山である皇海山にやって来ました

はっきりと申しまして、皇海山は全く興味のない山でありました

なのになぜ、登ったの?

山を始めた頃、日本百名山なんて言葉も深田久弥なんて人も知るよしもなく

どの山が日本百名山なの?なんて感じであり、全く興味も関心もなく登っておりましたが

ある時、百名山どの位登ったのかな?なんて軽い気持ちで数えていると

無意識の内に8割がた登っているではありませんか

後、2割残ってる山はどこだろう?と、調べてみると

結構、近場の山の方が多く、これなら完登できそうだ!って、事で

日本百名山を目指す事に決めたのが、数年前

だからと言って、百名山ばかりを登る気は到底なく

百名山以外の山でも、いい山は沢山あるし、登りたい山も沢山あったので

一つの目標として、「日本百名山完登」と云う軽い気持ちであった

そして、後残っている山を見ると、百座目にしたい山が2つ程あるのと同時に

どうしても百座目にしたくない山もある

それは、皇海山と南アルプス・光岳

皇海山に登る為の登山口までのアクセスは、林道を車で1時間程走らないとならないので 

中々一緒に行く人が居ない山であり、誰かが行く時に一緒に便乗するしかないって山

そのチャンスを狙っていた

そんな事で、今回百名山である皇海山に登る事ができた

登ってみると、沢があったり、猿も転げ落ちる様な急斜面があったりと

なかなか楽しい山ではあった・・・が!

この先、多分 登る事はないかな?

 

皇海山で、90座目となりました

残り10座、何処に登りに行くのだろうか?

目標は、来年完登出来ればいいなぁ~って、感じで 

百座目は、どこの山で完登になるのかも、全く予測が出来ません


ちゃっかり&感謝の登山 北アル 双六岳~笠ヶ岳テント泊縦走♯3

2014-10-02 00:37:36 | ~ 日本百名山 ~

 平成26年9月15日(月)

縦走3日目、5:00起床 7:00スタート

5:00 目覚めて、テントのファスナーを開け外を覗いてみると

「槍が燃えてる・・・」

移りゆく朝の風景を眺めながらコーヒータイム

6:15 ぎゅうぎゅう詰めの小屋に閉じ込められて居た人達が

弾けんばかりに、どんどん下山してゆく

7:15 我々もスタート

前日に歩いた抜戸岳分岐まで戻り、分岐から噂の笠新道を下山

耐久戦になりそうな予感だ(>_<)

 

笠ヶ岳を背負い、黒部五郎岳を眺る

黒部五郎岳の写真がないけど・・・(>_<)

途中Hさん、黒部五郎岳を眺めながら自分の世界に浸る、おいおい!いつもの恒例のパターンか?

笠ヶ岳から抜戸岳分岐までの縦走路

前日は、ガスがかかり見る事が出来なかった風景

雄大な眺めに息をのむ、さすが3000m級の山の貫禄だ、と同時に

良く歩いたなぁ~と前日を振り返り、いつまでテント担いで歩けるのか?なんて

センチメンタルな気分になる

抜戸岳分岐からいよいよ、笠新道へ

ちょー苦手なガレ場の下山が続く

後ろから団体さんが迫ってくる、「大変だぁ~」と思いながらも、これ以上早くなんて歩けませんよ

団体さんの後ろから、のんびり下山したいなぁ~なんて思いながらも

いつものマイペースで、きぃちゃんと2人で団体さんを離してゆく

H&Mコンビは、スタコラサッサと既に見えない

 

団体さんが休憩タイムに入ったのを確認して

我々も、抜戸岳分岐から杓子平までの、中間地点で休憩

そして杓子平を目標に下山

杓子平までは、視界が開け雄大な自然の中にすっぽりと身を託していたが

足元ばかり見ていた様な気がする、時折 足休めしながら写真撮影

杓子平からは、樹林帯で登山道も狭い

はっきり言って、休憩する場所も殆どない!と言ってもいい程である

この下山道ならば、30分ルール適用OKであるが、ホント休憩する場所がない

この場所、休憩にいいじゃんなんて思えば団体さんが休憩しているし・・・

杓子平から1時間、「そろそろ休憩したいねぇ~」って、言いながら後2時間だと時計が気になる

 

つづら折りの登山道になると、笠新道終点はもう直ぐであろう気がする

新穂高温泉の駐車場が小さく見えてきたが、先はまだ長そうだ

上からガサガサって何かが落ちてくる音、落石か? 

見上げると人が落ちてきた、途中で引き上げられたけど 「ビックリした!」

 

先程の休憩地点から、そろそろ1時間経過

「そろそろ休憩したい!」って訴える、腰を下ろせそうな場所を探し少々休憩し

 12:15 笠新道から開放された、やったね、いぇ~ぃ!

「お疲れさま、お腹すいたね・・・」

新穂高温泉「ニューホタカ」の駐車場までの林道を、ダラダラと歩く

ニューホタカで汗をながし、さっぱり!

帰り、乗せて帰ってくれるって・・・ 「えっ、いいの?、ありがとう・・・(*゜▽゜*)」

予約していた高速バスをキャンセルして、帰りもちゃっかりと同乗させてもらっちゃった

「嬉しい!」

 

 

行きに同乗させてくれたMさんとそのメンバーさん

車中宴会は参加しなかったけど、次回の車中宴会はお付き合いさせて頂きます。

 

そして久しぶりの再会で、偶然にも一緒に縦走できた

きぃちゃん、H&Mさんらのおかげで、楽しい山旅となりました

 

今回は運良く、ちゃっかりと行きも帰りも同乗させてくれた

山友さんらのご好意に感謝するのでありました

 

皆さん、お疲れさまでした

そして、本当にありがとうございました(*゜▽゜*)

 

 


ちゃっかり&感謝の登山 北アル 双六岳~笠ヶ岳テント泊縦走♯2

2014-09-30 14:46:03 | ~ 日本百名山 ~

平成26年9月14日(日)

縦走2日目の朝、北アルプスは初霜が降りる

双六岳~笠ヶ岳までのコースタイムは、5.5H  スタートは7:00の予定

5:00 目覚ましの音で目覚め、始動開始

テントは霜でバリバリ、どうりで夜中寒かった訳だ

ご来光を眺めに行こうかと思ったが、対して興味もなく

テントの中でコーヒーを呑みながら、一人、まったりした朝の時間を過ごす

分岐点となる双六小屋

ここから、鷲羽岳・水晶岳・黒部五郎岳方面へ行く人

西鎌尾根から槍ヶ岳に行く人

笠ヶ岳方面へ行く人、新穂高温泉へ下山する人に分かれる

我々は、弓折乗越から笠ヶ岳へ 7:00スタート

「今日は、天気もいいし時間は十分にあるし楽勝、景色をみながらゆっくり行こうねぇ~」

クロユリベンチから白山

クロユリベンチから西鎌尾根・北鎌尾根・槍ヶ岳・穂高岳の絶景

そう、昨年からこの景色を眺めながら歩きたかった、憧れの縦走路

今日は、十分にこの景色を堪能しながら、歩こうと決める

ちょろっと噴煙を上げている焼岳 「あっ、浪平さんの頭だ」

その後ろが、「乗鞍岳」

そして、かなりの時間をクロユリベンチで費やし

9:15 弓折乗越、眼下に鏡平小屋

ここでも休憩 きぃちゃん「いくら今日は余裕があるからって、そろそろ行こうぜぇ~」

笠ヶ岳を目指し、遥かな縦走路の旅が北海道メンバーらと共に始まる

弓折乗越から笠ヶ岳まで、アップダウンが多い

槍・穂高を眺めては、足が止まり写真撮影となる

 弓折岳を過ぎ、大ノマ乗越付近から

西鎌尾根に北鎌尾根・槍ヶ岳 「きゃぁ~、かっこいいぃ~」

秩父平を過ぎ

秩父岩まで登り上がる

この日、一番辛かった場所だ

きぃちゃんが登ってきて一言 

「何が今日は楽勝だよ、騙された!鷲羽岳にすれば良かった・・・ ふざけんなよ!」って(笑)

「騙してませんけど・・・」

皆で「K雲がきちゃったよぉ~」って(笑)

 

ここまで登り上げてしまえば、笠ヶ岳までは尾根道なので結構楽だが

笠ヶ岳小屋までは、後2時間

雲の切れ間から時折見える笠ヶ岳は、遥か彼方にある

「まだ、あんなにあるよぉ~」

「今日は楽勝」なんて、舐めているとこう云う結末になるんだよね、大体が・・・(ーー;)

ザックデポして、抜戸岳山頂へ

地図を眺め、ため息

「もう動きたくないね、抜戸岩ってどれなんだろうね」

あの岩?この岩?等など

岩と岩の間を抜けてゆく、抜戸岩

抜戸岩を通り抜けると、目指す笠ヶ岳がみえた 雲の切れ間の一瞬の出来事

抜戸岳から2/3程来た場所だ

さぁ~て、ここまで来ればこっちのものだ

テン場までの最後の登り

14:50 テン場到着

笠ヶ岳小屋は、テン場から10分程登った場所にある

水場もトイレも小屋まで登ってゆかなければならないテン場は、ちょっと不便な場所であるが

景色は最高のテン場である

テント設営して、小屋経由で笠ヶ岳山頂を目指す 

16:00 笠ヶ岳山頂

久しぶりの再会に、記念撮影

普段は、一緒に行ったメンバーのイニシャルや写真等、シークレットにしたい方だが

今回は特別にアップしちゃった

山頂から笠ヶ岳小屋

山頂から笠ヶ岳テン場

山頂からこの日歩いた縦走路

そして、ブロッケン現象 皆で遊ぶ

雲の中から、ひょっこり穂高が顔を出す

夕闇に染まる縦走路と槍ヶ岳

この日は、天気が良く風もまったくない穏やかな日でありました

 

小屋の前で、お疲れさまの乾杯

小屋泊のきぃちゃんの寝床は、食堂の15番だって

「なんじゃぁ~、それ」

そうなんです、部屋が全て満室状態なので食堂で寝るそうです

食事の最終が、21時らしいのでそれまでは寝られないそうです

でも、きぃちゃんの後に小屋に到着した人達は、もう小屋の中も寝場所がなく

小屋の外にテントを張って、寝袋で寝かされたそうです

ちょっとの差で小屋で寝られただけでも、良かったね 

そして、H&Mコンビと私はテント泊だったので

快適な安眠となり、夜中に起きる事もなく大爆睡でありました

 

ちなみに、行きに同乗させてもらった槍ヶ岳に行った山友さん達は

槍ヶ岳山頂に登るのに、2時間待ちだったそうです

 双六岳~笠ヶ岳の縦走路は、快適な縦走路でありました

 

テントの中で寝酒を呑んで 21:00

おやすみなさい

 

 


ちゃっかり&感謝の登山 北アル 双六岳~笠ヶ岳テント泊縦走♯1

2014-09-30 14:35:07 | ~ 日本百名山 ~

 

9月13日(土)~15日(月)

昨年から北鎌尾根~槍・穂高岳を眺めながら歩きたかった、

北アルプス 双六岳~笠ヶ岳の縦走路

 昨年、予定していた日は台風で中止

今年7月末も、天候不良で中止となる

今年は、もうどうしても歩きたい!天気の良い日を狙ってソロ縦走する事に決め

天気予報と睨めっこの日々が続いていたが、9月の三連休付近天気がいいじゃん!

三連休天気もいいし、山は混みそうだがソロ縦走となると

人が居た方が心強いので、三連休に行く事に決定

バスでゆくか、車でゆくか、電車にするかと、あれこれ考えていると

ふっと、ひらめいた!

 そういえば、双六岳~笠ヶ岳と同じ登山口である、新穂高温泉~槍ヶ岳に登る山友さんがいるではないか

さっそく、その山友さんにメールで確認、「車一人乗れるかな?」って

「乗せてあげるよ」って山友さん、ありがたきお言葉に感謝し

行きは同乗させてもらうことに決め

帰りは渋滞が気になったが高速バスの予約をする

 

深夜2:30 新穂高温泉に到着するが

もう、駐車場はどこも満車で入る事が出来ない

路肩も路上駐車している車が、ダーってどこまでも停まっている

翌朝歩くのは大変だが、仕方がないが鍋平高原まで上がり有料駐車場に停めて仮眠

鍋平高原の駐車場も、もう少し遅かったら停める事が出来なかった ギリギリセーフ

夏の天候が不安定だったので、ようやく安定してきた、この三連休に集中したんだね

 

仮眠している山友さんに「先に行くね」と声をかけ 5:00スタート

暗い中、ヘッデンの灯りを頼りに、鍋平高原から新穂高ロープウェイ乗り場まで山道を下る

コースタイム30分位+となる

新穂高ロープウェイ乗り場に到着すると、ちょうど夜行バスが次々に到着している時間帯と重なり

これまた、凄まじい人・人・人である トイレも渋滞中

一体、この人達は槍ヶ岳方面を目指す人達なのか?

双六岳・笠ヶ岳・鷲羽岳・水晶岳方面を目指す人達なのか?

どちらかな?って・・・

双六小屋のテン場は広いけど、これだけの人が居ると少々テン場も心配になってくる

 

6:00 わさび平小屋へ

わさび平小屋まで70分、この長い林道歩きはマジかったるい

ダラダラと歩き、後ろからどんどん抜かされてゆく

ザックがいつもよりずっしり重い、下山後の温泉道具がいつものザックの中身より多いのだ

7:20 わさび平小屋

ここにも人が多いが、今回はソロなので賑やかな方がいい

人間ウオッチャーしていると、結構楽しめる

秩父沢

秩父沢を過ぎると、本格的な登りがやってくる

テント担いでるので、のんびり・ゆっくり自分のペースで登ってゆく

わさび平小屋からちょうど1時間程の場所で、大きな石の上に座って休憩

多くの登山者が下からどんどんと登って来る

すると、「そんなとこで、何やってんのー」って言う大きな声

声の方向に目を向けると、おや!何処かで見覚えのある顔ではないの

昨年の北海道以来の再会、フルーツゼリーのHさんだ

Hさんと話しているとMさんがやってきた、他のメンバーは? 後はきぃちゃんだけだって

H&Mコンビは双六小屋テン場でテン泊、きぃちゃんは小屋泊らしい

ここから、H&Mコンビと一緒に登ってゆくが、ペースが早く私は着いていけず

先に行ってもらい、再び自分のペースを守りながら時々後ろを振り向き

きぃちゃんの姿を探す事数回、いつものお決まりのスタイルで登って来るきぃちゃん発見!

「きぃちゃーん」って声をかけ手を振る、既に汗で帽子の色が変わってる

きぃちゃんと歩くペースが一緒だったので、久しぶりに話しながら、鏡平小屋まで一緒に登る

きぃちゃん、「笠ヶ岳に行くなら鏡平小屋に泊まるかも?」なんて弱気な発言をしている

「はぁ~? 双六小屋までいくよ!」なんて、強気な発言をしていた私だったが・・・

きぃちゃん「30分ルールって知ってる?」 

「うん、Kさんから聞いて知ってるよ、もう直ぐシシウドヶ原だから、そこまで行って休憩しない?」

シシウドヶ原で休憩

仮眠程度で山に登るのは、やっぱり辛いよねぇ~

シシウドヶ原から

かすかな噴煙を上げている、焼岳が見え

槍の穂先も、ちょろっと見える

地図を眺め鏡平小屋まで後70分だね・・・って

7月末に双六岳は登ってるので、私も笠ヶ岳に行くのだったら鏡平小屋泊でもいいかな?なんて

そんな弱気な事を思うようになってきていた(´・_・`)

鏡平小屋まで、後500m

もう直ぐだぁ~

鏡平のデッキの上で、ザック下ろして一休み

素晴らしい天気だ!逆さ槍もハッキリ池に映し出されている

鏡平小屋到着

H&Mコンビが待っていてくれた

ここから、双六小屋まで後2時間、頑張んべぇ~と4人で出発

Hさんは、いつものハイペースでどんどんと小さくなり、あっと云う間に見えなくなってしまった

その後、私がマイペースで登ってゆく

Mさん、鏡平小屋から一気にペースダウン、きぃちゃんは、いつものマイペースで登る

ナナカマドの赤い実が可愛らしい

弓折乗越で、Mさん きぃちゃんを待つ

きぃちゃんが最初に登ってきた、Mさん途中で具合いが悪くなったらしいが

Mさん到着 話しも出来ないほど憔悴しきってる

「大丈夫?」 少々休憩

ガスが立ち込めてきた、きぃちゃん「あっ!K雲がきちゃったよ」って(笑)

体が冷えてきたので、先にゆく

クロユリベンチで休憩していると

Mさん、きぃちゃんがやってきた、Mさんも回復してきたらしく笑があり話しも出来るようになっていた

「良かったね」

14:40 双六小屋テン場に到着

テン場を確保してくれてるHさんが手を振っている

テント設営して、小屋前のテーブルで夕食

小屋泊のきぃちゃんの食事は、混んでいるので順番で20時~だって

双六小屋前から鷲羽岳

ここからだと、鷲が羽を広げてる姿には見えないのが残念

食事をしながら、きぃちゃん、Hさん、Mさんは、

翌日、笠ヶ岳に行くか、鷲羽岳に行くか色々と検討中

そして、皆さんは笠ヶ岳に行く事に決定となり、翌日も一緒に歩ける事になる

その後、きぃちゃんの食事の時間まで、小屋の乾燥室に入りおしゃべりを楽しみ

おやすみなさい

 

 


南アルルプス・仙丈ヶ岳♯2

2014-09-11 20:15:46 | ~ 日本百名山 ~

 

 平成26年9月3日(水)

仙丈ケ岳山頂にも、朝がやって来た

「朝だよー、起きろー」ってね

 

4時起床

久しぶりの満室の山小屋泊にしては、良く眠れた方だ

布団の中で耳を澄ませて、外の様子を窺う

 雨は降ってなさそうだね、「ふわぁ~」それでは起きましょうか

身支度を整えて、山頂からのご来光を見に行く事にする

外に出てみると、冷たい風にあたり一気に目覚め、体もシャキシャキと目覚めてゆく

小屋前の風力発電が、グルグルと回っている

5時 仙丈ケ岳

甲斐駒ケ岳、雲の中にぽっかりと浮かぶ八ヶ岳 

鳳凰三山

地蔵岳のオベリスクもはっきり見える

 5時20分 日の出

そして、北岳

 お腹すいたぁ~、小屋に戻って食事にしましょう♪

 朝から丼ご飯を食べて苦しい、山に入るとあまりご飯食べない方なんだけど

凄い食欲でした

8時20分 スタート

ヒンヤリ感漂う、沢沿いの藪沢重幸新道で下山

北沢峠13時のバスに乗り

車を停めている、戸台口へ

お疲れさまでした・・・


南アルルプス・仙丈ヶ岳♯1

2014-09-10 15:55:33 | ~ 日本百名山 ~

   H26.09.02(火)-03(水)

南アルプス・聖岳の予定で、土砂降りの雨の高速道路を深夜走り

翌朝、聖岳の登山口である、聖光小屋を目指すが・・・

ありゃ?通行止めの看板にハットする

聞けば、8月の大雨で林道崩落の為 現在は通行止めだって(*´ω`*)

来年の4月以降に開通の見込みらしい・・・

時刻は、6時45分

空は青空、久しぶりの登山日和だっていうのに

ここまで来て帰るのもったいない

さぁ~て!何処に行くか? リサーチ開始

この時間から移動含めて、登れる山は???

 

戸台口から南アルプス・仙丈ヶ岳で、山頂直下にある仙丈小屋に宿泊すれば大丈夫だ

仙丈ヶ岳は登りたい山であったので、迷わずにOK

長野県・飯田付近から仙丈小屋に連絡、小屋の宿泊もOK

ただ、戸台口から北沢峠にゆく、10時の南アルプス林道バスの時間に間に合うか?

大急ぎで車を走らせるが

ナビは、何故か山の細い峠道へ峠道へと指示をする、途中で人に聞いたり

地図と車のナビを確認しながら、大丈夫そうな道を選び戸台口到着

10時のバスに間に合った

10時のバスに間に合わなかったら、次のバスは13時なので ホット一息

10時 南アルプス林道バスに乗車し、細い林道を上がってゆく

1時間程バスに揺られて、北沢峠に到着

バスの中から、ゴリラの横顔に似ていると云う、鋸岳

別の場所から見ると女性の顔にも似ているらしいが、ゴリラの顔にしか見えなかった

11時半 スタート やっと歩き始められる、嬉しい(´∀`)

久しぶりの青空登山であり、平日なので人も居なくて

とっても静かな山行

あぁ~、こんな青空登山 何ヶ月ぶりだろう 気持ちいいよ

      

2合目・4合目を過ぎ、樹林帯を抜けると

やれやれ、仙丈ヶ岳と小屋が小さく見えてきた

ここのカールも、紅葉の時は綺麗なんだろうなぁ~って、ふと思う

おぉ~、早くビールが呑みたいが

小屋までの最後の上りが待っている フゥー

15時15分 到着

小屋番さんが「お疲れさま」って、玄関前で出迎えてくれた

「飯田から電話してくれたお客さん? バスに間に合って良かったねぇ~」って

前歯のない小屋番さんが優しく微笑む

雲がモクモクと湧き上がってきているが

甲斐駒ヶ岳は、ばっちり! 

山梨県側から眺る甲斐駒ケ岳の方が凛々しく感じたが

 ここからの眺めも、文句なし! 

ホント!ひっさしぶりの快晴登山に、もう最高の満足度

 

部屋は相部屋、平日なのに満室 ビックリ!

水場は小屋の近くにあり、まさに南アルプスの天然水で冷たくて美味しい

待ってました、早速 生ビールでかんぱぁ~ぃ

山々を眺めながら、生ビールが呑めるって最高だね

風もなく穏やかですが、山はすっかり秋の気配

ヒンヤリ感がとっても心地良い

湧き上がる雲を眺めていると、前歯のない小屋番さんが「夕飯ですよぉ~」って

17時夕食、19時消灯

部屋に戻ったら、既に皆さんおやすみ中

この調子で翌日も晴れますようにと、お願いして

静かに、おやすみなさい


山形県・月山

2014-09-01 17:58:03 | ~ 日本百名山 ~

 

なんてこったぁ~ 

週末もまた!北アルの予定が中止だぁ~・・・

 

 

平成26年8月30日(土)

これまた、急遽決定した月山行き

 

リフトを降りたところの風景、真っ白で何も見えません

夕方ではありませんよ!

 時刻は8:45であります

りんどうが丁度見頃の時期なのでしょうかね

沢山のりんどうが咲いていました

小雨交じりで風があり寒い!手袋が欲しい気温です

天気予報で確認して、遥々来た月山でありましたが

辺りは真っ白で眺望なし、仕方ないので今回は、花の写真を沢山撮ろうと決め

バックからコンデジを手に取り、撮影しようと思いきや

SDカードが入ってないじゃんかぁ~

 ガビィ~ン 

全てスマホ撮りだ ショボォ~ン

 真っ白な風景を見ながらの登山程 滅入るものはない

もうすぐ山頂と思って登っていった場所は山頂でなかった

真っ白の風景って、先が見えないから辛いものがありますね

お地蔵さんが「もう少し、頑張って!」って言ってるような???

ただただ、黙々と歩くだけ歩いて

月山神社に到着、月山の山頂は神社の鳥居の奥にある

お払い料として500円払えば、山頂に行けるのだが

神社内は、撮影禁止

山頂へ行ったとこで、真っ白だし撮影出来ないし

鳥居を写して、月山山頂としましょう

11時過ぎ頃から、徐々に雲の切れ間から山々が見渡せるようになってきたが

カメラを取り出してる内に、また雲で真っ白の世界が繰り返される

一瞬のシャッターチャンスを逃さず、秒速撮影

湯殿山が見えた・・・

木道の湿原地帯も、何とか見えたので

これで、よし!としますかね・・・

午後は、雨も止み登山者も多かった月山でありました

月山って、こんなにお花が多い山だとは

今まで全く知りませんでした

今度はもっとゆっくり花を撮りながら、歩いてみたい月山でありました

 


甲武信ヶ岳 〈毛木平~千曲川源流~甲武信ヶ岳~十文字峠〉

2014-08-27 21:18:00 | ~ 日本百名山 ~

 

近頃、天気が安定しなく、楽しみにしていた山行は

次々に中止となったり、突然に大雨が降ってきたりと

少々 山に行けないストレスが出始めていた頃

週末、楽しみにしていた北アルプスも、天候不良の為中止となってしまった(>_<)

 

「あぁぁ~ もう、 山行きたぁ~ぃ!」

 

山に行きたい!歩きたい!病いピークに達してしまった

 

山梨周辺の山であれば、なんとか天気も大丈夫だろう、って事で急遽

平成26年8月24日(日)・25日(月)

甲武信ヶ岳へ

1日目 毛木平~千曲川源流~甲武信ヶ岳~甲武信小屋泊

2日目 甲武信小屋~十文字峠~毛木平の周回コース

で、登る事になった

 甲武信ヶ岳は、数年前に徳ちゃん新道から登った事があったが

その時は個人的には

あまり面白くない、イメージだけが残ってしまった甲武信ケ岳であったが

今回の毛木平からのルートは

沢沿いのコースがあったり、岩山のアップダウンの繰り返しがあったりと

飽きる事のない、楽しいコースであり

自分の中で、甲武信ヶ岳のイメージが変わった山となった

 

さて・・・1日目は

 

毛木平の広い駐車場に車を停めて

甲武信小屋泊の為 10:45 のんびりスタート

 

1日目は千曲川源流コースをゆく

源流コースは、沢沿いに上がってゆく気持ち良いコース

千曲川源流までは、緩やかに上がってゆくが

毛木平駐車場から、山頂までの標高差は1000mある

1時間半程で、ナメ滝まで来た

千曲川源流遊歩道は、まだまだ続く・・・・

一体、どこで標高を稼ぐのだろうか? 心配になってくる

千曲川源流で、冷たい水を補給

メチャクチャ冷たくて美味しい水だ

源流からは、いよいよ本格的な登りになり

楽して登ってきた分、一気に標高を稼ぎ

なまった体はフゥーフゥー ヒィーヒィーと悲鳴をあげる

山頂直下からは、うっすら富士山が見られた

後、少しで甲武信ヶ岳山頂なのだ

甲武信ヶ岳

まぁ、なんとか雨に降られる事はなく

真っ白な景色でもなく、ヤレヤレの1日であった

甲武信小屋到着 16:00

早速、ビールで乾杯

夕食は、17:00から

この日の宿泊客は我々のみだったので、

小屋番さんご家族と小屋番さんの友人夫婦、アルバイトの方々と

夕食とは別のお料理も、プラスアルファーして頂き

一緒に夕食を食べ、皆でアルコールを呑みながら

色々な話しに盛り上がり、夜は更けていった

 

2日目

朝から生憎の雨・・・ 

合羽を着て準備完了

甲武信小屋 7:00スタート

岩場のアップダウンが多い、十文字小屋方面へ 

 

桃の様な、丸っこい岩が連なる

尻岩

 

雨は、降ったり止んだりを繰り返す

雨にあたった苔は、生き生きとしている

八ヶ岳の山に似ているかな?ってふと思う

登ったり降りたりを数回繰り返す

濡れてるから滑らないようにね

 

飽きる事ない、このコース

このコースの周回ならば季節を変えて、また歩きたい

十文字峠のシャクナゲは有名なので、次回はシャクナゲの咲く季節に歩きたいな

12:30 毛木平下山

駐車場の東屋で、軽いお昼を食べ

温泉へ