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大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

山形・白布温泉&西吾妻山

2015-08-25 09:50:42 | ~ 日本百名山 ~

平成27年8月18日(火)-20日(木)

 

毎日天気予報を眺め、西吾妻山の天気を気にしていた。

この日の早朝も天気をチェック! 「あれっ?明日は西吾妻山の天気いいじゃん!」

これは行くっきゃないでしょう・・・。 

山形・白布温泉まで行くのだから、温泉に1泊したいし米沢牛も食べたい。

ならば2泊しちゃぇ~と宿の予約をし、身支度を整え昼過ぎに自宅を飛び出し、

 

13:26 大宮発のつばさに乗車して

びゅ~んと米沢へワープ。

さすが米沢牛で有名な山形、牛が角出して出迎えてくれたよ。

ここまで来ると空は青く澄み、湿気もなくとても気持ちが良いので、駅で観光マップをもらい米沢を散策。

 

翌日 19日(水)

米沢駅 8時の白布温泉行きのバスに乗り、約1時間程バスに揺られ白布温泉へ。

まずは、宿に寄り荷物を預かってもらい、天元台のロープウェイまで宿の方に送迎してもらう。

ロープウェイとリフト3本乗り継いで、楽チン登山。

平日なので人が殆どいない吾妻連峰。

気持ちがいい・・・、でもでも近頃一人で歩いていると無性に気になるのが熊の存在。

この日も、木の上がどうも気になって仕方がなかったけど、時間が経つにつれ

ツアー客等も沢山登ってきたので一安心。

梵天山

展望が良く、気持ちのよい山頂。

梵天山から少し下って、歩いていると変な場所に棒が立ってる

良く見たら、西吾妻山山頂だった!

「なんじゃぁ~この山頂、苗場山の山頂みたい」 危うく通り過ぎてしまうところでした。

展望もない山頂だったので、梵天山まで戻り のんびり一人寛ぐ。

この日は高校野球の準決勝の日、歩いていながらも試合の結果が気になって仕方がない。

第1試合が 仙台育英×早稲田実業  

高校野球のラジオを聴きながら歩いてる人に、「今どっちが勝ってますか?」って、

「3回表で仙台育英が3点リードしてます。」って、3回表じゃまだまだ勝負は分からないな・・・。

そして第2試合、 東海大相模×関東一

いやぁ~こっちの試合も気になる・・・。

山から下山し天元台のレストハウスに入って、生ビール呑みながらレストハウスのテレビで高校野球観戦。

6回裏で仙台育英が3点入り6対6、一人で興奮。

これから面白くなってくるところだ、ここから動きたくない最後まで観ていたかったが、

そろそろロープウェイに乗らないと、宿の送迎車も呼べなくなるのでロープウェイで下山。

山に来たのか高校野球観戦に来たのか、分らなかったけど・・・。

毎年高校野球は、燃えるのであります。 でも西吾妻山にも登れてよかった。

 

白布温泉で汗を流し、宿の近くの酒屋で日本酒買って美味しいお料理を頂き、後はゆっくり寛ぎました。

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南アル 易老渡~易老岳~光岳~茶臼岳~上河内岳~聖岳縦走 ♯1

2015-08-13 23:36:32 | ~ 日本百名山 ~

平成27年8月7日(金)-10日(月)

100名山を目指す山友さん達6名と

 南アルプス 易老渡~易老岳~光岳~茶臼岳~上河内岳~聖岳

3泊4日テント泊縦走

私はこのメンバーさん達と100名山の山を登るのは最後のお山となるので、

最後の100名山目指し6名が久しぶりに揃って山に登れる事が嬉しい事でありました。

・・・が!

???・・・

 

易老渡登山口の標高が880m 光岳山頂の標高が2591m 標高差1700m

テントで行くか小屋泊にするかかなり悩みどころであったが、混雑している小屋に泊まるのも嫌だったので、

いつも持参するアルコール類は小屋で買う事にし、覚悟を決め頑張ってテントを担ぐ事を決意。

 

6:00 易老渡登山口スタート

いきなり急坂をジグザグに登ってゆく、登りだして20分もすると顎からポタポタと汗が垂れてくる。

スローペースで体力温存しながらゆっくりと登ってゆく。

最初の休憩は、標高 1140m付近。きぃちゃん「帰ろうかな?」って!

登れど登れど景色が全くない、標高1435m やっと平坦な緩やかな場所まで上がった。

7:45 標高1455m 面平で休憩。

地図には、檜の大木とあるがどの木も同じ様な太さの木でどれが大木なのか分らない。

この場所が束の間の休息できる平坦な場所、この先からもさらに急坂は続くのであった。

「きぃちゃん来ないねぇ~、帰っちゃったんじゃない?」

いつもの様に汗だくで登ってきたきぃちゃん、「水分多めに摂って下さいね」って3人位の人に言われちゃったって。

9:15 標高1770m 平の広場

ツアーの団体さん達と出会う、その後この団体さん・ガイドさん達と仲良くなっていくのであった。

10:35 標高2055m 

今回の山行は、久しぶりに20代後半のかわいい白衣の天使が参加していたので、Mさん朝から張り切っていたけど、

ザックの重量オーバーなのか?とうとう力尽きたのか?途中でヘロヘロ状態。

おぉ~ぃ大丈夫かぁ~。

11:36 標高2245mピーク 12:06 標高2354m 易老岳

やっとここまで登って来た!

ツアーの人達と一緒になる、何故かツアーのおば様方、きぃちゃんの名前を覚えてしまったらしい。

易老岳で休憩していると、雷の音、そして雨がポツポツ降ってくる。

合羽を着て先に急ぐが、雨は次第に激しくなり雷も鳴っている。

山でこんなに雨に降られ、雷も始めての経験だ。鞍部で30分~40分停滞し小雨になってきたところで、

小屋をめざして移動開始。

14:00 標高2150m 三吉平

三吉平から静高平までは、再び登りが続きシダが生い茂り、トリカブトの花が登山道を華やかにしている。

14:48 標高 2265m休憩

15:30 標高 2390m 静高平

冷たい水を汲み、休憩。

小屋まであと少し・・・。

 

16:00 光岳小屋

受付をして濡れた合羽等を乾かし、

テント設営して、それぞれ食事の用意。

今回は、3名はテント泊、3名は小屋泊となりました。

テントの中から顔を出し、夕陽を眺め、おやすみなさい。

 

8月8日(土) 澤選手が入籍した日。

朝からパットしない天気の中、今回の山行の第一の目的地 光岳へ。

5:20 標高2591mの光岳山頂

樹林帯の中に山頂標識があるだけで展望はまるでない。へぇ~ここが100名山とはね。

以前から、山友さんに光岳に行くのならば、光石まで行った方が展望がいいからと言われていたので

光岳から10分程の場所にある光石まで行ってはみるが・・・

5:35 光石

真っ白で何も見えない・・・、取敢えず光石に登りお決まりの山頂ゼリーを皆で食べ小屋へと戻る。

7:00 光岳小屋スタート

前日歩いた道を易老岳まで戻り、易老岳分岐から茶臼岳・聖岳方面へと向かう予定なのだが・・・、

天気が今一、この日も大気の状態が悪く午後から雷・雨の予報。

易老岳分岐まで戻って下山するか?このまま目的地へ進むか考えましょう♪

9:30 易老岳分岐

メンバーの内2名は下山して温泉に1泊のんびり組みと、聖岳に向かう組みに分れる事になった。

私は・・・天気もあまり良くない、ガスで展望もない、温泉に1泊して鰻を食べに行くのもいいなぁ~と心が揺らぎ、

楽な方へと心が導かれている・・・困った!困った!どうしよう!

翌日は天気が良いと言う天気予報を期待して、聖岳へ登る事にした。

のんびり温泉1泊組2名と易老岳分岐でお別れして、

10:00 茶臼岳へと向かい、10:30 標高2300mで休憩。

11:28 希望峰

茶臼岳に向かうに従って、晴れたり曇ったりの天気だ。

前日みたいに雨が降らない前に小屋に着きたい!

12:20 標高 2604m 茶臼岳山頂

茶臼小屋へ。

13:00 茶臼小屋

小屋は混んでなかったので、今夜はテント・合羽を乾かしたかったので素泊まりとする。

6人部屋を3人で広々と使えて快適であった。

14:00頃から3名で呑み始め、16:00 ツアーの人達も到着しガイドさん達と話しながらアルコールが進む。

この日の行程は、6時間程だったのでとても楽な一日でありました。

結局心配していた雨も降らなくてラッキーでした。

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北アル 蓮華温泉~白馬岳~雪倉岳~朝日岳縦走♯1

2015-08-03 23:55:25 | ~ 日本百名山 ~

 

平成27年7月25日(土)-27日(月)

 

兼ねてからの夢の縦走路であった、蓮華温泉~白馬岳~雪倉岳~朝日岳~蓮華温泉の周回コースを歩いて来た。

この周回コースは、百名山である白馬岳・二百名山の雪倉岳・三百名山の朝日岳を登るコースであり、

なんと言っても、この時期は高山植物の宝庫でもある人気コース、

新潟県・富山県・長野県と3県を跨ぐのである。

もう、歩きたくて仕方のないコースであったが・・・、何年も天気の都合上断念していたのだ。

 

そして今年は、台風12号が熱帯低気圧に変わり、山行日は晴れ・晴れ・晴れマーク!

今年こそは行ける!と思いきや・・・、裏切られた。

一度は消滅した台風12号の復活により、「今年もダメかぁ~」とボッソと呟く。

進路が定まらず前日の夜まで、中々判断に悩んでいたが速度が遅い為に山行日程は大丈夫でしょうという事で、

前日20時に決定・・・。ヤッター!

バタバタと荷造りを始め、メンバーさん達と夕方集合、道の駅で仮眠をして、

早朝 蓮華温泉へと向かう事になった。 7:00 蓮華温泉~白馬岳へ。

8:50 天狗の庭 

標高2093m 風がとっても強い、この風が白馬山頂まで続くと結構大変なのだが・・・

この先の風が気になる。

だが、天狗の庭からの眺めは、翌日歩く予定の雪倉岳が目の前に聳え、朝日岳も眺められる。

10:30 白馬大池 休憩し小蓮華山への途中、白馬大池を眺める。

白馬大池は、まだ本格的に山を始める前にテント泊デビューした場所、思い出深い場所なのだ。

白馬大池~小蓮華山に向かう登山道は、チングルマ・コマクサの群生から始まり、

次から次へと違う花が移りかわり、山歩きも楽しくなってくる。

船越ノ頭で休憩し、小蓮華山を眺め溜息。

 

船越ノ頭から二週間前に登った五竜岳。

期待通り、ホント花の多い場所で先に中々進まない。

ここはハクサンイチゲの群生地、見事に咲き乱れていました。

ヨツバシオガマにタカネツメクサかな?

この黄色い花は分らない(*´Д`)=з

またちょっと登ってゆくと、今度はムーミンに出てくるニョロニョロにみたい!

コバイケソウの群生地だ。

13:16 新潟県の最高峰 標高2766m 小蓮華山

へぇ~新潟県の最高峰って、谷川岳だとばかり思っていたけど違ったのですね。

白馬山頂を目指して出発、山頂はこの山の奥でまだ見えません。

 14:00 三国境分岐 休憩

翌日は、白馬山荘から白馬岳に登り返し、ここまで戻ってこの分岐から雪倉岳・朝日岳へ向かう予定。

馬の背から白馬山頂へと続くこの日最後の登りだ!途中雷鳥の親子と出会う。

ガスがかかり、真っ白で何も見えなくなってきた。風も強くなってくる。

14:45 白馬山頂

真っ白な景色で人も多く、写真だけ撮って山荘へと急ぐ。

15:00 富山県と長野県の県境に建つ白馬山荘に到着。 小屋の受付がとっても混雑している。

1枚の布団に2名であったが、結局予約している2名のキャンセルで1枚の布団に1名で寝る事が出来た。

 

夕食の時間まで、山荘のレストランで生ビールで乾杯、お疲れさま。

北アルプスは生ビールがあって嬉しいね。

18:00 夕食 ハンバーグでした。 山小屋にしてはとっても美味しい食事で満足。

夕食後は、山友さんと炊事場に行って持って来た焼酎を飲んで おやすみなさい。

 

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北アルプス 唐松岳~五竜岳縦走 ♯2

2015-07-29 23:36:53 | ~ 日本百名山 ~

 

 平成27年7月12日(日) 

前の記事からちょっと時間が経ってしまいましたが続きです。

この日も快晴だがちょっと風があり肌寒い早朝。

五竜岳を目指して・・・

五竜岳山頂に立つ、後立山連峰の素晴らしい景色に時間を忘れて佇む。

目の前には剣岳に立山三山。

そして双耳峰で知られる鹿島槍ヶ岳。

鹿島槍ヶ岳から後に槍ヶ岳が見える、この日も最高の天気であります。

まったりと山頂で過ごし小屋へ。

テントを撤収している間に、ゆっくりと写真撮影し、

前日歩いて来た場所を目で辿り、遠見尾根で下山です。

西遠見山・大遠見山・中遠見山とアップダウンを繰り返しながら標高を下げてゆくが、

気温湿度はドンドン上昇してくる、そしてもう一つの尖った山が目の前に小遠見山である。

「えぇ~あの山も登るんだ・・・」と口々に言い始めるが、ここは巻き道があったのでセーフ。

「そろそろ休憩しない?」の一言で休憩・・・。

 

地蔵の頭まで来ると、アルプス平から歩いて来た観光客で混雑していたので写真だけ撮ってスルー。

アルプス平駅からゴンドラに乗って遠見まで下りる。

ゴンドラの係員が冷たいおしぼりを配ってくれたので、ゴンドラの中で首筋に当てて体を冷やしたりと、

小さなサービスがありがたかった。

遠見駅からタクシーに乗り、八方へ車を回収に行き温泉に入ってお蕎麦食べて。

お疲れさま・・・でした。

皆様、お付き合い頂きありがとうございました♪

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北海道・幌尻岳♯2

2015-07-06 23:07:10 | ~ 日本百名山 ~

平成27年6月27日(土)

雲行きは怪しいが雨は降っていない、テン場からは幌尻岳も見えるが確実に雲がモクモクと湧いてきている。

雨が降る前に幌尻山頂へと出発する。

テン場から10分程登ると、北戸蔦別岳山頂だ。

北戸蔦別岳から大きく下って、戸蔦別岳へと登り返す

ガスは次第に濃くなり、辺りは真っ白になってしまうが、雨と風がないだけ救われている。

景色を撮影しても真っ白な為、花を撮りながら歩く。

戸蔦別岳山頂。

七ツ沼カールは、エゾハクサンイチゲの群生地であった。

ガスがなければどんなに綺麗だったことだろうかと、ちょっぴり残念に思う。

後一息で3年待った幌尻岳山頂が迫ってきた。

8:00 幌尻岳山頂に着いた。ヤッターの一言で3年分の喜びを味わう。

山頂からの眺めは真っ白で展望ゼロだったけど、でも全てに満足した。

下山途中の登山道に北キツネが顔を出し、小熊でなくてよかったと安堵する。

11:40 テン場に辿り着き、昼食を摂りテント撤収して下山。

下山後は、ひだか高原荘に宿泊、温泉に入り近くの居酒屋さんでお疲れさまの乾杯。

格別の一杯でした。

翌28日は、富良野へ行き今北海道で話題のスープカレーを食べる。

スープカレーってあまり好みではなかったが、地場野菜たっぷりのカレーを注文してみたら、

野菜も美味しくスープも美味しかった。

その後、チーズ工房に寄りクリームたっぷりのワッフルを食べ、道の駅でソフトクリームを食べ、

カロリー過多の食べ歩きとなった。

北の国からのテレビ撮影で宮沢りえが入ったという、吹上温泉の混浴露天風呂へ。

私は入らず車の中で寝てましたが・・・。

真っ赤に染まる夕陽を眺めながら、北海道の旅は終わりました。

皆様、いろいろお世話になり ありがとう♪

 

 

 

 

 

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北海道・幌尻岳♯1

2015-07-05 23:58:42 | ~ 日本百名山 ~

平成27年6月25日(木)-28日(日)

毎年恒例になった北海道の山、一昨年・昨年と予定していた幌尻岳には天候不良で登る事が出来なかった。

今年こそは絶対に登って帰りたい!3年目の正直になるのか幌尻岳登山!

そんな期待を胸に抱き、25日早朝羽田空港を飛び立った。

旭川空港で北海道の山友さんと合流し、お昼を食べたり買出しをして

沙流川キャンプ場のコテージを借りる。

夕刻まで近くの川で釣りを楽しむ、夕飯の食材にとニジマスを数匹釣りあげて終了。

コテージ前でジンギスカンに釣ったニジマスを焼きBBQ、買ってきたアルコールは全てなくなり、

山で飲む予定だったアルコールまで持ちだすしまつ。

 

 翌日早朝、二日酔いの体を引きずり幌尻岳へと向かう。

北海道には幌尻岳と名の付く山が2つあるという、一つは日本百名山で有名である日高幌尻岳、

もう一つは十勝幌尻岳 地元の人は略してカチポロって言うらしい。我々はもちろん日高幌尻岳へと登る。

車でチロロ林道を約1時間程走ってゆくと幌尻岳へ登る駐車場となり、林道の途中には熊の落し物が目に付く。

駐車場から登山口に取り付くには、再び林道を徒歩で1時間程歩かなくてはならない。

北海道電力取水施設にやっと辿り着き、ここが登山口となる。

本来は、この登山口で前泊する予定であったが、北海道は肌寒く天候が不安定であり辞めたのである。

3年目の幌尻岳山頂を目指し、日高の深い森へと入り第一の目的地である水場「トッタの泉」へ。

今回メンバーは6名、北海道の山友さん2名と東京・埼玉から4名。

北海道の山へ登るいつものメンバーである。

 険しい登山道には、花が咲き

沢の渡渉を何度も繰り返し、雪渓を上がったりトラバースしたりして、

やっとやっと水場であるトッタの泉に到着。冷たい水を喉に潤し、水の確保をし休息。

トッタの泉から暫くきつい登りが連続する。木々も移り変わりダケカンバの林からハイマツ帯となると、

青空も覗き始め北戸蔦別山頂が見えてきた。やっとここまで来たって感じだ。

ヌカビラ岳山頂付近からは、明日歩くであろう左奥の尖った山 戸蔦別と目的の幌尻岳とカールがみえた。

これが3年待った山並みなのだ。明日も晴れるといいなぁ~なんて期待をもち

3~4人用のテント2張りできそうな場所を探しながら、この日最後の斜面を登る。

北戸蔦別山頂直下の真正面に幌尻岳が望める、

最高のテン場で幕営。

TOMのTシャツでメンバー達と記念撮影し、就寝。

おやすみなさい。

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八幡平

2015-06-20 23:33:04 | ~ 日本百名山 ~

平成27年5月24日(日)

岩手山に行った翌日は、八幡平へ・・・

メンバーの皆さんは、既に八幡平には登っていたのですが、岩手まで来ていて

八幡平を登らないで帰ってしまったら、またここまで改めて来るのも厄介なので、

皆にお願いして、八幡平へお付き合いしてもらう事にした。

早朝登山口近くまで車で走ってゆくと、八幡平山頂レストハウスまでのゲートがまだ開いてなく、

ゲートの開く時間まで

近くのふけ湯温泉に入り時間潰しをする事にした。

広大に敷地に男女別々の露天風呂に混浴風呂があり、我々は露天風呂へ・・・。

女湯の露天風呂は熱くて入れず、私は内風呂へ入りのんびり。

露天風呂の温度が適温になった頃を見計らって、再び露天風呂に浸かる。

朝から温泉入っていい気分!温泉後はビールで一杯ではなく温泉玉子。

ホクホクって云うか柔らかくて味があって美味しい温泉玉子でした。

温泉玉子のパワーをつけて、八幡平へ。

八幡平アスピーラインは、まだ雪の壁が残っていた。

前日登った岩手山。

八幡平レストハウスのある場所はちょうど県境。

昨年雨の中、傘さして登っていった行き途中から雹が降りだし寒くて寒くて引き返した八幡平。

今年の残雪は例年に比べ多いのか少ないのか?良くわからないが、まだまだ残雪がありました。

熊の顔みたいだねぇ~。

話しながら歩いていると、アット云う間に山頂。

やったぜぇ~、八幡平制覇したぞぉ~!

この日の八幡平は、ちょうど山開きでした。

八幡平の帰り道に・・・。

岩手県の毛越寺へ。

この日は、暑い日でありました。

毛越寺から厳美渓に周り岐路へ。

皆様、お疲れさまでした。

 

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岩手山

2015-06-19 23:17:24 | ~ 日本百名山 ~

平成27年5月23日(土)

標高2038mの岩手山、馬返し登山口から登る事となった。

岩手山は昨年の秋に登る予定で来ているが、天候が悪く断念した山である。

清々しい朝、広々とした駐車場に早朝に到着し身支度を整え出発。

駐車場からキャンプ場まではすぐそば、ここに湧き出ていた鬼水清水は冷たくて美味しく、

広い芝の上に1棟だけ建っていた、赤い屋根の小さなバンガローは印象的であった。

キャンプ場から岩手山を眺め、

ブナ・ミズナラなどの広葉樹林帯の中へともぐり込んで行く。

一合目付近に差し掛かると、シラネアオイを発見!結構興奮。

へぇ~、岩手山でもシラネアオイが見られるのね。なんて悠長な事を感じながら歩いていると、

まもなく旧道と新道の分岐点である2.5合目に着く。

我々は旧道へと登って行くが、ここは石バネと呼ばれる岩の道で樹林は乏しく夏場の炎天下は辛そうです。

分岐点から三合目・四合目・五合目とひたすら直登が続く。

辛い直登から開放された場所には、再びシラネアオイの群生があり写真に納めホット一息付く。

花々の写真を撮り、

七合目・鉾立へ。

ここから八合目までは快適な緩やかな登りになる。

八合目 避難小屋へ到着。

ここで暫く休憩。

不動平分岐から目指す岩手山へと進むのである。この地点までは天気も良く極楽気分であった。

分岐からは丸みをおびた薬師岳火口へと向かうが、歩きにくい黒い火山砂礫の道であり、

ズリズリと後退して行き一向にはかどらないもどかしさを感じていると、

次第に西風が強くなり砂礫が顔にビシバシと飛んでくる、風速はどんどん激しさを増し歩くこともままならなくなった。

どうにか山頂に到着。

天気は良く景色は最高だったのに、山頂は突風が吹き荒れ岩にしがみ付いてないと

飛ばされる状態であり、優雅に景色を満喫することも出来ずに下山する事になった。

山頂から時計回りにお鉢を巡って下山した方が、風がなさそうだって事で進んでいったが、

とんでもない!こちらも突風であり途中で歩く事も出来なくなった4人は、体勢を低くし正座し飛ばされないよう身構え、

そして、山友さんメガネを飛ばされてしまい、這い蹲りながらメガネ・メガネって探しまわっていました。

やっとの思いで八合目の避難小屋に無事辿り着き、「登って感動」の看板に目が留まりましたが、

感動ではなく恐怖を感じました。 風の恐ろしさを改めて知り良い経験と勉強になりました。

あの突風でみんなクタクタ、避難小屋で大休憩をして下山。

 

この後、八幡平へ登り行こうかぁ~等と、朝は言っていたのですが、あの山頂の突風で疲れ果てそんな気力もなく、

温泉宿を探し、八幡平にある「えのぐ箱」の宿で大爆睡となりました。

お疲れさまでした。

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裏丹沢周回縦走 日陰沢橋~蛭ヶ岳~丹沢山 ♯2

2015-05-06 23:05:57 | ~ 日本百名山 ~

縦走2日目の朝の幕開けです。

5:30朝食もりもり食べて、本日も元気一杯です。 富士山も素晴らしいほどに美しいです。

相模湾も何とか見えます。決まりきった言葉ですが朝の空気が旨い!

太陽も上がってきたところで、我々も行動開始・・・。

 

 

本日は、日本百名山 丹沢山を皆さんは目指します。蛭ヶ岳~丹沢山ピストン コースタイム3時間。

 

私は・・・と言いますと、とっても悩んでいます。丹沢山もう行ってるからいいやぁ~の気持ちが一杯でありながらも、

 

毎回歩いた道を「山と高原地図」の地図上にマジックで書き込み、線と線で結ぶのが帰ってからの楽しみの一つなのです。

 

蛭ヶ岳~丹沢山の稜線は、まだ地図上で線と線で結ばれていなく未踏の場所。

 

今回歩かなかったら、後できっと後悔するとは思うがどうしようか?・・・と迷っていました。

 

すると山友さんの一言・・・ 「迷ってるときは行った方がいいよ」の言葉に目覚め歩くことに決定!

 

蛭ヶ岳から丹沢山、塔ノ岳に至る稜線が丹沢主脈である。

蛭ヶ岳から鬼ヶ岩まで一気に下る、こんなに下って勿体無いなぁ~と思っていると、

V字に開いた2つの岩が目印の鬼ヶ岩、蛭ヶ岳方面から見るとこれが鬼の角に見えるらしい。

鬼ヶ岩へはクサリがつけられ岩場を登っていく。この鎖場付近にはコイワザクラが沢山咲いていた。

 

鬼ヶ岩の鎖場を登りきると真っ正面に蛭ヶ岳の全容が見渡せる。

 

笹原を登ってゆくと、日本百名山 丹沢山に到達。

恒例のフルーツゼリーを食べる。

蛭ヶ岳から丹沢山の稜線歩きは、最高に気持ちのよいビューポイントでありました。

山友さんが言うように、歩いて良かったよ。 歩いてなかったら今頃後悔していただろうな・・・と、

線と線で繋がれた地図を見ながら、思う次第でございます。

蛭ヶ岳山荘へ戻り、やっぱりビールでしょう♪ ビール呑みながら眺望を満喫し姫次~袖平山~神ノ川へ下山する。

前日歩いた稜線、檜洞丸が見えます。 なんとも言えない優越感にひたっておりました。

そりゃぁ~そうでしょう、歩きたかった周回ルートを最高の天気の日に歩けたんですもの。

良く整備された歩きやすい登山道を、袖平山までサクサクと進み袖平山で休憩。

東海自然歩道は、とっても歩きやすい道であります。

風巻ノ頭からは一気に急降下、脚の疲れも出てきた頃やっとやっと

神ノ川の林道に無事到着いたしました。 お疲れさまでした。

 

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裏丹沢周回縦走 日陰沢橋~蛭ヶ岳~丹沢山 ♯1

2015-05-05 23:01:24 | ~ 日本百名山 ~

百名山である標高1567mの丹沢山に登ってないと云う、百名山狙いの山友さん。

メジャールートから丹沢山には何回となく登っている私、

でも丹沢山地の最高峰であり神奈川県の最高峰・標高1673mの蛭ヶ岳は未踏であった。

登るなら蛭が出る前だ!

裏丹沢マイナールート、前から歩いてみたかった周回ルート

 

日陰沢橋~ヤダ尾根~檜洞丸~蛭ヶ岳~丹沢山へ。

 

空は爽快な青空、GWと重なって人気のある表丹沢のメジャールートは人が多そうだが、

裏丹沢は交通の便が悪いせいか、人があまり入ってこない静かな山が楽しめるので、私は裏丹沢から入るルートが好きだ。

 

しょっぱなから険しそうなルートであるかの様な、あまり踏み後のないような階段。

杉林の樹林帯をただただ、ひたすら30分程あがると、

再び林道に飛び出した。

「なんだぁ~、ここまで車で来れたんじゃないの?」 いかに楽して登ろうかと考えてる私。

「車でここまで来ると、凄い大回りだよ」って、地図 をみながら山友さん。

すでに大汗である。 

登山口から熊笹ノ峰分岐まで直登のコースタイム2時間半、標高差約1000mのヤダ尾根である。

丹沢山って何処から登っても、最初の杉林の急勾配は同じだよね。

なので私は好んで丹沢はあまり登りたい山ではないのである。

標高が上がるにつれ、丹沢の森は杉林から新緑のブナ林へと変化していった。

ブナ林になるにつれ、木々の間から差し込む日差しは優しく、

今までの激しい登りから開放され、新緑ブナ林のなだらかな傾斜は心を癒し束の間の休息時間を与えてくれた。

この辺りでやっと単独行の登山者と出会う。

熊笹ノ峰分岐近くになると、あたり一面熊笹だらけ「名前の通りだなぁ~」なんて思いながら登っていると、

分岐手前、今回初めて出会った花・・・「アズマイチゲ?」が数輪熊笹の間から顔を出していた。

おぉ~花だ花だ・・・って心が和みシャッターを押す。

8:45 熊笹ノ峰分岐

熊笹ノ峰分岐からの眺めは、今までの辛い登りがすっ飛ぶような雲一つない、富士山の眺望が見事であり、

来て良かった!登って良かった!それ以外何も考えられない瞬間であった。

そしてこの後の縦走は、この富士山の絶景を眺めながら歩んでいくのであった。

熊笹ノ峰~檜洞丸へ

檜洞丸は「シロヤシオ」が有名だが、ちょっぴり時期的に早かったけど、

登山道には小さな「マメサクラ」が咲いてました。

檜洞丸山頂直下からは、芽吹き始めた「バイケソウ」の群生地帯。

そしてそして階段が多くなってきた、これって個人的に丹沢の特徴なような気がしてます。

「バイケソウ」の群生を眺めながら、階段を上り下りしていると足元にピンクの可愛い花発見!

「何の花なのかなぁ~」なんて思いながらシャッターを押す。

調べてみました「コイワザクラ」だそうです。

苔むした木の根元からひょっこり顔を出すコイワザクラ、自然が織りなす芸術です!

9:40 檜洞丸

あまり人が居なくのんびり出来た山頂。

檜洞丸山頂から蛭ヶ岳側に3分程下った所に青ヶ岳山荘がある。

青ヶ岳山荘前からは蛭ヶ岳から塔ノ岳に至る丹沢主脈の稜線が一望できた

目指す蛭ヶ岳はまだまだ遠い。

檜洞丸から標高差300mほどを下り、その後は幾つかの登り下りを繰り返し痩せ尾根があったりと

辛いが変化があって飽きのこない山が楽しめる。

出たぁ~、また階段だ!  エッチラオッチラ息をきらせひたすら登る。 フゥー。

この辺りから気温がぐんぐん上昇しているようで、とにかく暑いまるで真夏の山だ。

臼ヶ岳直下の広場で大休憩しながら、蛭ヶ岳を見上げる。

目の前に聳えているが、まだまだ先は長そうだ。 

臼ヶ岳の1,460mのピークは直ぐ南側にあるようだが、臼ヶ岳の存在はこの時は全く頭の中にはなく、

目指す山である蛭!蛭!蛭!だけであった。

ミカゲ沢ノ頭へと下って行く途中、ミカゲ沢ノ頭は特に標識らしきものもなく気づかずに通り過ぎてしまった。

ここから少し登ると蛭ヶ岳直下

途中からやや急な鎖場が出てくる。鎖場は一つではなく二段三段とある

最後の鎖場を越えると蛭ヶ岳500mの標識が出てきて、ホットする。

展望が良くなり塔ノ岳が見える。

眼下には山間の谷間が見える。

 

鎖場を越えると幾分傾斜が緩やかになり、いやぁ~な階段の登りが始まる。

士山や檜洞丸を振り返りながら一歩一歩と登って行く。

 

蛭ヶ岳山頂に到着した。  富士山もどっかぁ~んと聳えてる。やったぁ~!「着いたぞぉ~」って吠えたくなった瞬間だ。

後は、ビールだビール。

 

ビール買ってお疲れさまの乾杯。相模湾が薄っすら見える、相模原方面の眼下には宮ヶ瀬湖。

宮ヶ瀬湖を縁取るように、いつか歩いてみたいと思っている高取山・仏果山らしき山々の眺めも最高。

 

夕日も綺麗でありました。

夕食 17:30だっけ? メニューはカレーライス。

この日の山小屋は1枚の布団に2人、ゲッゲ!しかし私の隣は来なかったので3人で布団2枚でありました。

20時就寝、その前には寝てましたが・・・。

 

 

 

コメント
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