昭和時代初期前後と思われるが、金属製金庫型の貯金箱、川崎貯蓄銀行のノベルティ貯金箱を収蔵しました。
上の写真、川崎貯蓄銀行のノベルティ貯金箱、金属製、高さ10.5センチ、横幅8.3センチ、奥行き7センチです。
裏面のお金の入れ口の下に「株式会社 川崎貯蓄銀行」、右側面に「巨万の富も貯金より」、左側面に「一銭を笑う者は一銭に泣く」という文字が書かれています。正面は金庫の図柄、丸の中に「川」らしきデザイン文字、川崎貯蓄銀行の社章でしょうか。
お金の出し口は底にあり、鍵で開け閉めできるようになっています。小型のものですが、結構重く、丁寧に丈夫に作られています。当時、こんな金庫型の貯金箱が流行った様ですが、上等に作られています。経年で、塗装剥げや錆が見られるものの比較的状態の良いものです。
川崎貯蓄銀行は、明治の終わりから昭和の初期にかけて存在した財閥系の都市銀行です。その後、第百銀行と合併、それが更に三菱銀行、三菱東京UFJ銀行となっていきます。
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