終活の日々

後期高齢者、気ままな人生・日常を日々楽しみながら記録していきます。

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(変わった感じのブタの貯金箱)

2015-03-27 10:29:13 | 日記

 風変わりというか、一寸日本人の感覚から離れた感じのブタの貯金箱を収蔵しました。

 上の写真、擬人化されたブタの貯金箱、陶器製、高さ15センチ、横幅7センチ、奥行5センチです。裏底にはお金の出し口があり、また「JAPAN」の印字があります。

 優しい笑顔、深みのある配色、日本人離れした服装、独特の雰囲気を持った貯金箱です。この様なものが、当時、どんどん輸出された様です。米国が主体だったのでしょうが、日本と同じく貯金箱が人気だった様です。

 1970年代頃に瀬戸で作られた100%日本製のノベルティです。いわゆるセト・ノベルティです。ノベルティとは陶磁器製の置物や装飾品などを総称して「ノベルティ(Novelty)」と呼んでいます。

 セト・ノベルティとは下記とのことです。 

愛知県瀬戸市は、瀬戸焼千三百年の歴史を有する日本を代表する窯業地です。 この瀬戸において生産されている焼物はいわゆる「瀬戸物」が主流ですが、戦後の瀬戸窯業をけん引してきたのは海外輸出用に生産されていたノベルティでした。 特に戦後、多くの日本製ノベルティが輸出され欧米の家庭に広まりましたが、日本で生産されたほとんどが輸出され、日本に残る物が極めて少なかったため、現在の日本人にとって大変馴染みの薄い物となっています。そのため、瀬戸が世界でも有数なノベルティ産地でありその作品が世界中で高く評価されていたことを知る人は日本では悲しいですが非常に少ないです。 しかし、伝統で培われた技術と瀬戸に産した優秀な原料等を駆使したことによって成立したセト・ノベルティは、まさに瀬戸を代表する焼物なのです。」

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