おでこが出ており、独特の形をした福助貯金箱、戦前以前の経年の貯金箱、それも土鈴になっているものを収蔵しました。
上の写真、土人形で土鈴にもなっている福助貯金箱、陶器製、高さ13センチです。
内部に結構大きな玉が入っており、カラカラと鳴ります。頭部には紐通しの穴が有り吊り下げ出来る様になっています。福助貯金箱で、土鈴にもなっているものは珍しいんじゃないでしょうか。
戦前に収集していた方から入手し、そのまま保管されていたそうで比較的状態は良好です。多少の色落ちがあるものの欠けは無く、色も鮮やかです。
土鈴とは、土を焼いて作った鈴。古くから魔除けとされ、今も郷土玩具として各地に見られます。