およそ70年以上前の戦前・戦中のダルマ貯金箱を収蔵しました。
「一億一心」と書かれたダルマの貯金箱、陶器製、高さ10センチです。
同じく「一億一心」と書かれたもので、もっと大きく、赤色のものも収蔵しています。当時、同じものが各種、相当多数提供されていた様です。
終戦時、2才の私は、この貯金箱に対する記憶は全く有りません。終戦と同時に、この様なものの全てが廃棄されていったのでしょう。
「一億一心」、「国民みんなが一致団結、お国の為に貯金」ということでしょうか。70年は、遠い昔か、今では信じられない滅私奉公の時代だったのでしょうか。
今はよい時代、大切にしなければ。でも、自我のみを主張するのではなく、協調の精神、健全な良き国への貢献が必要かも。