終活の日々

後期高齢者、気ままな人生・日常を日々楽しみながら記録していきます。

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(貴重に感じる貯金箱)

2012-10-13 08:26:01 | インポート

 古くて、珍しい形、貴重に思われる貯金箱を収蔵しました。

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上の写真、右から左へ、「福神」と書かれた宝珠型を半分にし、作られた貯金箱、陶器製、高さ8.5センチです。

 断面に恵比寿・大黒さんが彫られ、その前面に鶴・亀が配置され、目出度さと有り難みいっぱいの貯金箱です。

 後ろ側に、銀貨入れと刻まれて、お金の入れ口が有ります。お金の出し口は有りません。長期間、神棚に祭ってあったそうで、汚れでくすんでいます。新品当時は、金箔が施されていたのか、その名残りが有ります。

 宝珠型の貯金箱は、明治初年、日本では初めて貯金箱として作られました。これは、その後の明治時代、或いは大正時代に作られたものでしょうか。なかなか凝っていて、貴重品だと思います。

 宝珠とは、お釈迦様や七福神の一人、福禄寿がよく手に持っている珠のもので、お願いすれば、何でも願い事を叶えてくれる有りがたいものだそうです。お金が貯まれば、願い事が叶えられる貯金箱、宝珠型の貯金箱の誕生に相通じるものが有るようです。

コメント
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