昭和時代前半以前のものでしょうが、一寸古い人形貯金箱を収蔵しました。
上の写真、一休さん? のお餅焼きの貯金箱、陶器製、高さ11センチ、横幅10センチ、奥行き12センチです。餅の焼きあがりが待ちどうしそうな可愛い表情、手足の表現、なかなか写実的です。お餅を焼く火鉢も良い感じです。これがしっかり貯金箱です。
上の写真、大きな木魚を枕にウトウトする子供でしょうか。陶器製、高さ9センチ、横幅11センチです。類似のよく有る貯金箱は、ネズミがチョロチョロし、小坊主がうたた寝しているものですが、これは一寸違っています。色落ち、擦れ、欠けが有って、顔など不明瞭で残念です。
上の写真、お数珠を持った女の子の貯金箱、陶器製、高さ14センチです。信仰心の篤い少女でしょうか。どんな流れの中で、貯金箱として提供されたのでしょうか。現状から伺い知ることは出来ません。シンプルな表情です。