終活の日々

後期高齢者、気ままな人生・日常を日々楽しみながら記録していきます。

にしざわ貯金箱かん つれづれ雑記(何かと興味が湧く貯金箱)

2010-10-07 09:27:04 | インポート

 いつもの骨董屋さんが見えました。いろいろ古いものを持参しました。

10093010

10093011

 上の写真、右側、高さ23センチもある大きなスチール製の鈴の貯金箱です。表側に、上部、「百万両」、下部に、富士山の絵と「文化の力金の鈴」と書かれ、裏側に、「ヒドリ自転車50周年記念」、「紀元2620年」と書かれています。ちなみに、紀元2620年と言えば、西暦1960年、昭和35年です。表側に書かれている言葉の意味が理解不能ですが、いずれにしても、今から50年前の貯金箱で、鈴と言う形も珍しく、記念品として提供されたことは、当時の貯金箱に対する関心の高さが伺われます。お金の出し口は、底に有り、鍵を使って開ける様になっています。経年の劣化がみられるものの、当時は、素晴らしいものだったのでしょう。ヒドリ自転車は、1920年、大正9年に法人なりし、株式会社ヒドリ自転車製作所となり、その後、ミドリ自転車工業株式会社に引き継がれた様ですが、以後の消息は、不明です。多少宗教的な匂いが伺われますが、どんな経過の中で生まれた貯金箱だったのでしょうか。

 左側、高さが20センチ弱位の小型の銭箱です。少なくとも、大正以前のものと思いますが、しっかり作られ、奇麗に保存されてきたものです。一寸お金の入れ口が見えにくいけれど、上に飛び出していて、見た目良く、工夫されています。この手の見栄えする銭箱は、初めての収蔵です。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする