つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

バッハに思いをはせる(その2)

2013年03月06日 05時35分53秒 | コンサート
そういえば想い出すことがある。

大学2年の時に受けたチェロコンクールの課題曲が、この組曲第5番のプレリュードだった。当時19歳の若さで、この難曲に向かわなくてはいけなかった。

巨匠の演奏もいろいろ聴き、ピアノで何度もアナリーゼしてみたが解からない。

その「解からない」とは、随所に出てくるカデンツ(終止形)の解決の形が、なぜか予想通りの解決をしないこと=意味不明=算数的発想しかないため、何とか理解しようとするも、1+1=2以外の答えに対しての何故?に答えを見出すことが出来ないことに悩みました。

このことは何を意味するのかというと、人生経験の乏しさからくるところであって、何ら不思議はないのです。いわゆる定石通りに運びたい、順風に乗って行きたくてもそうはならないことのほうが、むしろ多いかもしれませんよね。

まだまだ続きを書きたいのですが、タイムアップです

今日のコンサート、この新たな試みを是非聴きににいらして下さい。
 

ではでは

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