つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

久しぶりのいい話

2009年03月27日 00時00分42秒 | Weblog
今日、我幼稚園(うちのお寺は幼稚園も併設しています)の送別会がありました。
そこでのあるかたのお話です。
その方が小学生の時の出来事です。
家で蒔き割りをしていたら、あやまって左手の親指を斧が直撃。骨もろとも殆ど切り落としてしまったのです。
皮一枚でかろうじてくっついていたそうですが、すぐに止血をして親父さんがおんぶして、ひと山越えてお医者さんのところに連れて行ったそうです。
その時病院には沢山の患者さんが待っておられたそうですが、その先生がおっしゃったそうです。
「皆さん、今大変な怪我をした坊やが連れてこられました。」
「この坊やは今すぐに手術をしないと手遅れになります。」
「今を逃すとこの子の将来は辛いものになるでしょう。」
「皆さんは一日延びるだけで、将来に何ら大した影響は無いわけですから、是非この坊やに今の時間を分けてやってくれませんか?」
といって、皆さんを説得されたそうです。

素晴らしい先生ですよね!







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