つれづれ日記

チェリスト秋津のつれづれな日記です。

初めての

2013年07月16日 09時00分00秒 | 挑戦
初めての試みです。

昨日、うちのお寺でとあるご門徒さんの3回忌の法事を執り行いました。
その際、前々から考えていた音楽法事(演奏を交えた法事)をさせていただくことにしました。
お葬儀で演奏(献奏)させていただくことは度々ありますが、ご法事の中で、法話の代わりに演奏するのは初めてです。




このご門徒さんとのお付き合いは先代の頃から深く、また僕の音楽にも理解を示して下さる方でしたので、この音楽法事のお話をさせていただいたら、二つ返事で快諾していただきました。
お勤めを行い、その後お話を交えながら無伴奏で何曲か弾かせていただきました。
バッハ、マックス・レーガー・・・
クーラーのない暑い本堂の中、皆様真剣に、ときおり涙しながら聴いて下さり、本当に感無量と言いますか、このご法事をさせていただいて良かったな、と心から感謝しました。
Nさん、ご親族の皆様、ありがとうございました。
最後に、故人のお好きだったという、北島三郎さんの「帰ろかな」を弾かせていただき、とても暖かい空気のなか、ご法事を勤めさせていただきました。

賛否両論あろうかと思いますが、こういった法事も心に残るものかと思います。
またご依頼があれば、可能な限りお引き受けしたいと考えております。

ではでは

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2 コメント

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コメントありがとうございました (chisho)
2013-08-16 06:37:09
田丸様

先日の法要についてのコメント。しかも、とても有り難いコメントを下さり、本当に嬉しいです。
これからのお寺のことを考える上で、このように新しい試みをする際、田丸様のようなコメントが頂けるかどうか、緊張の日々を過ごすこととなります。
お陰様で、今回の試みは手応えがそれなりに有り、これからもこのようなやり方もあるのだ、という自信を頂きました。
ありがとうございました。
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法要での演奏 (田丸道男)
2013-08-16 00:36:18
法要に参列しました。バッハ、マックス・レガ―の曲は重厚で鎮魂の場にふさわしいものでした。初めての試みとのことでしたが、本堂に響く音色は聞く人に深い感動を与えたと思います。バッハは受難曲やミサ曲などの宗教音楽を作曲したと習ったと覚えがあります。僅かの時間でしたがバッハの曲を聴くことで、故人を思い心安らぐひと時を過ごすことができ、感謝の念でいっぱいです。ありがとうございました。
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