CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

姫路の黒田官兵衛ゆかりの地訪問記 on 2014-6-25 その5 姫路城

2014年07月10日 06時04分32秒 | 神戸市以外の兵庫県
2014年6月25日、姫路市の黒田官兵衛ゆかりの地を訪問しました。本日はその第5回で世界遺産の
姫路城を写真紹介します。


過去のシリーズへのリンク

 初回(第1回) 妻鹿(国府山)城址

 姫路の黒田官兵衛ゆかりの地訪問記 on 2014-6-25 その2 母里太兵衛の生誕の碑と元宮八幡神社

 姫路の黒田官兵衛ゆかりの地訪問記 on 2014-6-25 その3  黒田職隆廟

 姫路の黒田官兵衛ゆかりの地訪問記 on 2014-6-25 その4 播州黒田武士の館



上の写真は大手門付近の石垣と堀を撮ったものです。
以下に示す写真はすべてこの付近から撮ったものです。(下の3枚の写真)









姫路城の最初の築城者は南北時代の1346年に赤松円心の子貞範という説が有力である。
また16世紀の末姫路城の6km東に御着城という小寺氏の城がありその家老であった黒田官兵衛らが
支城である姫路城の守りをしていたことから官兵衛先祖の重隆が16世紀に築城との異説もある。
言うまでも無く現在のお城は徳川家康の娘婿である
池田輝政が1601年(慶長5年)より8年の歳月
をかけて築城されたものである。

黒田官兵衛は天正8年(1580)4月、豊臣秀吉に姫路城を譲り自身は妻鹿国府山城に移っています。
豊臣秀吉時代の天正8年(1580)から天正9年(1581)に姫路城は整備されました。

播磨黒田武士顕彰会 理事の今藤久夫氏が姫路城の築城の歴史(経過)を解り易く纏められて
いますのでリンクさせていただきます。

  http://www.city.himeji.lg.jp/var/rev0/0059/9347/2013829103559.pdf


NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」も7月13日の第28回で本能寺の変、7月27日の第30回で
中国大返しが放送される予定です。

中国大返しで姫路城は大きな役目を果たします。その経過について箇条書きで述べます。

天正10年(1582)
  6月2日(新暦換算では1582年6月21日)未明 本能寺の変
  6月3日夜 豊臣秀吉、本能寺の変を知る
        黒田官兵衛、中国大返しを進言、中国大返しの準備
  6月3日夜
   ~6月4日未明 官兵衛、安国寺恵瓊と講和
     5か国割譲から備中、美作、伯耆3か国の割譲
  6月4日午前 清水宗治が切腹
      夕刻 毛利方が本能寺の変を知る
  6月5日~
     6日  毛利方の動向確認、中国大返しの準備
         毛利、宇喜多の旗を借用、堤防を一部破壊
  6月6日午後 上方に向けて出立、黒田官兵衛は殿(しんがり)を務める
  6月8日   姫路城を通過 (兵力 約2万)
    姫路城に蓄えられていた兵糧米と軍資金を将兵たちに分配

  6月12日 摂津国 富田に着陣、軍議開催(移動距離200Km、7日間)
  6月13日 山崎の合戦で明智方に勝利。黒田官兵衛は勝龍寺城を攻略する







上の写真は姫路城の近くに設けられたドラマ館です。
真ん中はドラマのセットで使用された官兵衛の居室。
一番下は有岡城(伊丹)で幽閉された様子を示すパネルです。


          
    





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする