今年もよろしくお願いします

元旦から、風の山で母と二人静かすぎる正月だった。体調を益々崩していた母は、食欲もなくほとんど寝てばかりなので、私は箱根駅伝を何時よりもゆっくり見ることができた。暮れに帰ったときより一段も二段も体力消耗している母は、このまま家で看ることはもう限界に達していた。
水分補給で、何とかつなぎ、5日午前中に入院させて貰ってくつろいだ（一安心）

山の夜明は遅く、日暮れは早い。↑8時23分の空


遠くには行けないし、部屋の中で過ごしたが、水が少なくなっているので、湧き水の出る所を見に上がって行く途中、霜が降りていた。久しぶりに見る霜、カメラを取りに帰って撮影。子どもの頃からスイセンもあった場所だが、最初の場所から大分離れた場所まで増えて、良い香りが漂っていた。


水元の掃除をして、流れに覆いかぶさっている木や草を刈っていたら、？これは…子どもの頃から何度も来ている場所なのに、一度も気が付かなかったろうか。
トラノオスズカケが、花も咲かせていた跡もあった。風の山では今まで２か所で見てはいたが、まさかこんなところに有ったとは、びっくり。
5日夜我が家に帰り、ほっとしてどっと疲れが出る。6日の日曜日は何もしたくなかったが、娘が送ってきてくれた、和牛があったので（冷凍）すき焼きをしようという息子に、正月ほったらかしにしてあったのと、迎えに来てもらったりしたので、いうことを聞いてすき焼きにして、なんか今頃お正月気分やねえと言いながら、初めてまともな食事をした気がした。

押し葉標本30万点達成特別企画『標本展』も、初日に少し見ただけだったので、もう一度ゆっくり見たいと思いながら、終わりが迫ってきたので、どうしようかと思っていたら、見に行かん？と誘っていただき、昨日頑張って行って来た。最初は少し人もいたが、お昼になると誰もいなくなり、二人で話しながらゆっくり見て回ったが、まだ見終わらなかったというか、もう少し詳しく見たかったが、おなかも空いてきて、あとは少し雑に見て回った。出来ればもう一度と思っているが、14日までなので行けるかなあ。

外来植物で、お世話になった牧野植物園の職員、田邉さんが、等身大でモデルになっていたのにはびっくり。撮影SNS OKということで、彼女の紹介です。
遠く東洋町までも運転していただき、何度名前を教えても、何度も聞き返す私に、嫌な顔もしないで付き合ってくださった。お家に帰れば主婦でありお母さんでもある彼女。毎朝5時半に起きてお弁当を作っていると言っていた。学童保育で預かってもらい、遅いときはご両親にお迎えを頼んでいるとのこと、ますます細くなっている彼女。

外来植物調査も終わり、一緒に出掛けることはなくなったが、分からない植物などにも対処してくださるとのこと、これからも繋がっていられるのは嬉しい。

帰り振り向いたら、青空だった。トチノキの芽がだいぶ膨らんでいた。結局3時間余り居たが、他は見られなかった。

駐車場のそばで、どんぐりが芽生えようとしていた。

母も病院で落ち着き、知り合いの人も入院していたりで、元気になりつつあると、同じ病院に掛かっている叔母が、今日診察で行ったので母の所に寄ってくれたと電話があり、久しぶりに心が晴れた。
連絡しなければと思いながら失礼していた、モチモチさん、ぼちぼちさんが、電話を下さり、寄ってくださって少し話が出来てこれまた心が晴れた。
言葉に傷つき言葉に救われる。そんなことを考えながら、久しぶりの更新。
こんなブログですが、今年もどうぞよろしくお願いします。