今日もやっぱりぬこ日和 ~ぬこは扶養家族~

3ぬこと寡の日々の写真日記
でも猫画像は少ないです。

18きっぷの旅 春1-1

2013年03月02日 | 鉄テイスト
3月16日にダイヤ改正が行われるのですが、JRは新幹線ばっかりアピールしている中、支社の中でボソボソっと書かれている部分を拾っていきたいと考えています。

コンセプトは「改正前に乗り鉄しよう」にします。

第一弾は千葉支社のダイヤ改正の案内から。


□総武本線・成田線で各駅停車の編成両数を増やします
総武本線・成田線で運転している5両編成(211系3扉車)の電車を全て6両編成(209系4扉車)に取り替え、編成増強による混雑緩和と円滑な乗り降りを促進します。


この千葉の211系は高崎、東北線で使われていたのが流れてきました。

併せて京浜東北を走っていた209系もトイレを増設、向かい合わせの座席に一部を改装して流れてきました。
今回の改正で209系に統一され、211系が千葉管内を撤退すると首都圏では上野でわずか4列車しか見られなくなります。

千葉の211系に思い入れはないのですが、後々話が続くので、千葉の211系はちょっと記憶しておいてください。

千葉を走る211系の記録と実は千葉にある「日本一の短い鉄道」、「取りこぼしていたJR未乗線」の3つをリンクして報告します。

「日本一短い鉄道を行く」
総延長2.2キロ、途中駅なし。それが芝山鉄道です。
路線は東成田~芝山千代田間ですが、列車は京成線の京成成田を主に発着駅としています。

東成田は元々は成田空港駅でしたが、ルート変更をして第一ターミナルを成田空港駅としました。

似たような形が千歳空港です。旧千歳空港駅はターミナル移転とともに南千歳に改称されました。
ただ、旧千歳空港駅から分岐して新千歳空港駅に延伸された為、廃れることはありませんでしたが、東成田は手前で分岐された上、空港敷地内にターミナルが新設された為、京成本線から京成東成田線という過疎線に落ちてしまいました。

なら廃止でいいのに?しかし空港により地域分断された地元住民に代償として残し、芝山鉄道を開業させたわけです。

まあ経緯はこの辺にして、画像でお話ししましょう。

成田から京成成田はrun5分といったところ。

7時発の芝山千代田行。しかし行先表示の「(東成田)芝山」に多少の違和感が。

10分程度で芝山千代田着。ホームから飛行機が望めるけど電線、街灯が邪魔かな。

駅を出て末端部分を撮りました。

続いてホームから末端部分を。遠くに着陸する飛行機が写っているのわかりますか?

空港に隣接しているため周りは関連企業がほとんど。でも朝晩は京成上野行があるので住宅もあるのでしょう。

さて折り返して京成成田に行くのもつまらんので、東成田で降りてみます。

多くの列車が発着していたのも今は昔。日中40分間隔ではホームも一面で事足ります。

柱の向こうはスカイライナーが発着していたホームで右の柱の上に「成田空港」の駅名板が残っています。

東成田駅は成田空港敷地内の為出口で身分証の提示が必要です。

空港内はターミナルを巡回するシャトルバスがあるのでそれで第一ターミナル、成田空港駅まで行きます。

芝山鉄道は計画では九十九里浜まで延びるので、日本一短い鉄道もそれまでですが、私が生きているうちは安泰ではないかと。

でも京成-京急と繋がっているので、三崎口-九十九里の列車もあるかも知れませんね。

まあ海水浴のハシゴをするのは居ないし、乗り通すのは鉄位でしょう。

因みにSuica、PASMOは使えません。

京成を横目にJRで成田に向かいます。

つづく