日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

屋上にて

2007-12-11 | ユズの話

うちは屋上がわりと広いのですが、商店街で建物がぴったり密集していて、すぐお隣に飛び移って屋根伝いに遠くまで行けちゃうので、今まで猫を出す時は紐で繋ぐようにしていました。

 

怖がりのひなはともかく、ユズは洗濯物の出し入れの時など、隙を狙ってすぐ脱走するので、油断がなりません。

なんとか工夫して隣へ逃げるのを防げば、自由に屋上へ出入りさせてあげられるし、こちらも戦々恐々としないですむ、と方法を考えていましたが、なかなか実行できず。

しかしついに、父の日曜大工でネットが取り付けられました

 

西側の手すり沿いほぼ全面に、支柱を立てて、緑のネットを張りました。
手すりの下の隙間もすり抜けるので、くぐれないように下までピッタリ張るのが大変だったようです。

ちょっと分かりにくいですが、西隣の屋上へ出る階段の庇(パラボラが付いてる辺り)がすぐ目の前にあるので一番移りやすく、そこからお隣の屋上へ下りれば楽々北隣の屋根にも移れ(1枚目の写真で見えてる方向)、そこから北はずーっと道路で家が途切れるまで屋根続きです。
どこを通るのか不明ですが、道路に下りられるルートもあったらしく、屋根から逃げて玄関から帰って来たことも…

パラボラの所以外でも、西側はすぐ下にお隣の手すりが付いているので、そこを踏み台にすればどこからでも隣へ下りられます。
そのため、西側全面を、なんとかしなければなりませんでした。
西側以外は、南と東は道路に面しているし、北側もお隣の屋根が1階分低いので、屋上からは直接下りられません。(そのかわり、下の階の北側にある窓の外がちょうどいい高さで、そっちの脱走対策も大変)


実は父は最初、ラティス(ガーデニング用の木製の柵)を並べて固定したのです。
「柵だと絶対よじ登って乗り越えるから、ネットの方がいい!」
と私は主張していたのですが、父は頑固にラティスを買ってきたのでした
案の定、頑丈なラティスは、乗り越えて逃げられました。

そして、ご覧のようなネットになりました。
ネットだと、さすがに不安定でよじ登れません。
今のところ、洗濯物の出し入れの時など、誰かが必ず様子を見られる時にしか自由に開放はしていませんが、まだ逃げられていません。

ただ、現在すぐ近くで大きな立体駐車場の建設工事をしていて(写真の左半分の黒っぽい所)、でっかいクレーンが動いたり、鉄骨の上で作業をしている人がわりと近くに見えたりするし、北側の方でも別のビルの解体工事中で、ものすごい騒音がしているため、それらを警戒してか、あまり西~北側の方には行きたくない様子です。

なので、工事が終わって落ち着いたら、どうにかして逃げる気かも?
ユズは油断ならないので、まだまだ注意が必要です

コメント (12)
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