おきらく

まんまるが思いつきでいろんな事を書くブログです

前向きな挑戦

2009-04-15 | Weblog
私が好きな選手の1人、村主選手の事です。
彼女はトリノ五輪でメダルを逃し、直ちにバンクーバーを目指す事を明言しました。
そのためには自分に足らない3回転のコンビネーションに挑戦することも覚悟の上でのことでした。
しかし彼女はその後のエッジの厳格化にもはまり、ここ数年のスケーティング精彩を欠いていました。
そんな中での今シーズンの復活には驚かされました。
どこかの記事でモロゾフコーチの彼女に対するコメントを見かけました。
彼女は他の誰よりもジャンプ練習をしたそうです。
そしてシーズン通してそこそこの成績を残せた事は国際的にも彼女の見方が変っていない証明ともなると思います。

世界選手権後に彼女はまた「3回転のコンビネーションに挑戦する」と言っています。
大きな理由が2つ。
1つは3回転を持っている選手とそうでない選手では予め点数の幅に差がある事がわかったから。
もう1つは将来指導する立場に立った時の為。
確かに世界選手権で3-3回転を持っているコストナー選手があれだけミスを重ねたのに演技構成点(PCS)では村主選手よりも高かったですから、最初から暗黙のルールで得点の幅が決まっているのでしょう。

私は個人的にモロゾフコーチが基本のジャンプ練習をさせたのは村主選手より他の選手の方に指導の力を注ぎたいと思っていたからだと考えていました。
だから新しい技で時間を割かれるのは嫌なのかとも思っていました。
でも今回の彼女の「指導者として・・・」という意見には耳を傾けないわけにはいかないだろうと思います。
彼女があの年齢で3-3を跳んだら、世界中のスケーターに希望を与えると思います。
トゥループの連続ならできるんじゃないかな。。。。

ここまでは前から下書きで書き留めていたのですが、彼女にまた新たなニュースが。
世界選手権の時には肋骨を骨折していたらしい。。。
その天然っぷりが彼女らしいとうか、さすが努力家とも言った方がいいのでしょうか。
彼女は今シーズン通して調子が落ちる事も怪我もなくできて良かったと思っていたのですが、そんなオチがあるとはびっくりしています。
怪我の頃を逆算するとそろそろ治る頃だと思いますので、ちょうどオフシーズンですし気をつけて静養して下さい。

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