おきらく

まんまるが思いつきでいろんな事を書くブログです

日々の努力…

2011-01-03 | Weblog
毎年お正月に箱根駅伝を見るのが恒例になっています。
最初に見た頃は「箱根のお兄さん」だったのに今では「箱根の息子」に近づきつつある…。
その箱根駅伝ではここ2年、東洋大学の柏原選手の大活躍でV2達成中でした。
今年V3達成なるかが注目の1つでもありました。
私は正直、前2回の優勝をあまり快く思っていませんでした。
なんだか1人のスーパースターで全ての勝負が決まってしまうのが面白くなかったから…ってのが主な理由。
でも、今年は東洋大学が優勝して欲しいなぁ…って特に今日の復路では祈る様にテレビを見ていました。
今シーズン絶不調の中にあって、かなり苦しんだ柏原選手。
今までのぶっちぎり具合を考えれば、今一つだったのかも知れませんが2分以上の差をひっくり返してさらに30秒近い貯金を作ったのだから、ただ者ではありません。
インタビューとか新聞等の記事を読んで、従来の分単位の大きな貯金じゃなくても優勝したら、彼の今後のプレッシャーも軽くなると思うんだけど…って思ったから、どうしても今年は優勝して欲しかったな。

今年は途中棄権もなくて、途中の繰り上げスタートも1校だけだったし、各大学間の力が拮抗しているんじゃないかと感じました。
特に1位と2位の22秒差、シード権の明暗を分けた2秒差とか、本当に見ている方は面白いけれどやっている本人には厳しいレースだったと思います。
特にシード権争いで、最後の最後でコース間違えた子がいて、あれでシード権失ったら一生立ち直れないんじゃないかとハラハラしました。
いつも私は無責任に「こんな最後でデッドヒートになる前に、みんなが少しずつ詰めたら良いのに…」なんて思っていましたが、それは大きな誤解であった事がよーーーーーっくわかりました。
みんな持てる力を出しきった結果が最後の競り合いになるんですね。
でも、ここで最後に明暗を分けるのは「絶対に譲れない!」っていう気持ちの強さなのです。
その気持ちの強さも、日頃どれだけ自分を追い込んだ練習をして来たかで決まるんじゃないかと思いました。

こんなに全国的に中継されているのですが、この大会実は関東学生陸連の行事なんですよね。
だから中部圏や関西圏の大学が出ていないんだ…って結構最近知りました。
私はてっきり関東の大学が強いから、予選をしても結局関東の大学になってしまうと思ってました。
毎年、1日にはニューイヤー駅伝って実業団の駅伝があるのですが、それも見ていて「やっぱり箱根駅伝って独特だなぁ」って感じています。
それは箱根の方が距離が長いという事もあるのですが、やはり同じ世代がひたむきに走る姿に感動を覚えるからかな。
実業団の人達は既に陸上でご飯を食べている人(就職先が陸上由来って意味で)達の集まりなんだけれど、箱根の学生はこの大会で陸上を辞めて故郷に帰る人、この先も陸上を続ける人もいて、でも何十人といる部員の中の10人だけが走る事ができて、思いですら作れない人達もいる訳で…。
いつも箱根駅伝を見て私も頑張ろうと思って、ヘタレていくのですが、今年のシード権争いとか見ていて、何となく自分もあの中の1人の状態なんじゃないかって思いました。
だから、今年は本当に頑張ります!

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