源氏物語絵巻＠徳川美術館

昨日、表彰式の前に母と徳川美術館へ行きました。
現在国宝の源氏物語絵巻と復元版が展示されています。

源氏物語は世界最古の恋愛小説と言われて、瀬戸内寂聴さん等により訳されて今でもベストセラーとなっています。
漫画『あさきゆめみし』にハマった方もたくさんいらっしゃるかと思います。

展示品は柏木・竹河・鈴虫などの絵と書の他にそれらが保管されていた箪笥や桐の箱もあります。
書に関しては字を無理に読もうとしなくて雰囲気や行間を味わったらいいのではないかと思います。
絵については当時の住まいや文化や様式美をうかがい知る事ができます。
それにしても当時の人々の顔はグレート義太夫さんみたいだなぁ…って思っちゃいました。（なんて言うと風情がないですね）

土曜日は中高生が無料と言う事で結構学生さんの姿が見えます。
あと大学の文学部が観光バスで来ているようでした。
ある高校で学校から課題が出ているようで、何らかのプリントが手渡されていて一生懸命展示品を見ながら回答を記入する姿を見かけました。
ただ、残念ながらその子達は展示品のあるガラスケースにプリントを当てて記入していました。
そのせいで他のお客さんが前に進めず展示品の前で大渋滞になっていました。
学校もボードを持たせる等、美術館での最低限のマナーを教えるべきだと思います。

入場料＋１５０円でお庭（徳川園）も見る事が出来ます。
とても広くて池や滝も作ってあります。
ちょうど小紫式部が見ごろになっています。
徳川美術館へ行かれる方、是非お庭へも足を運んでみて下さい。

徳川美術館HPです。