ありがとうございます。
近くの郵便局に行くとちゅう、元気なちびっことお母さんに遇いました。
お母さんのえりもとにはピンクのコサージが添えられていました。
今日は卒園式があったのでしょう。
目に沁み込んだピンクのコサージ。そのそばでスキップする男の子。
笑顔にあふれていました。
公園の草むらにはタンポポが顔を出していました。
寒さで茎が伸びないままに、地面に這うように咲いているタンポポの花。
近くのマーケットをのぞいてみました。
野菜を含め、いつもと同じように商品がならんでいました。
鉢植えで売られていた、オレンジ色のポピーの花が青空に映えていました。
余震が続く中、福島原発の様子が気がかりです。
安全神話が崩れ、原子炉は無残な姿をさらしています。
原子炉の近くで働く人たちは、すでに被曝し、被曝の状況も深刻さを増しています。
身の周りで、いつもと違うさまざまなことが起きています。
街に出ると計画停電でシャッターが下り、信号が止まっている場面にも出くわします。
電車は間引き運転をしています。電車の中の人々は淡々としています。
乗り合わせた人たちも、きっと大きい、小さいに関わらず違ったかたちで様々な震災の被害を受けている被災者です。
余震もまだまだ続いています。
そんな中で、私の住む地域では、今日もよいお天気に恵まれました。
日常を取り戻し、感謝を忘れず、いつもと同じように過ごそうと思います。