埼玉県秩父・長瀞「小さなホテル セラヴィ」の管理人(オーナー)が綴る、日々のあれこれ。
小さなホテルセラヴィの「時を愛でるよもやま話」
合歓の木
これは合歓の木(ねむの木)です。
小学生の末娘と共に
昨日七夕の短冊を笹の枝と共に下の川に流しに行きました。
木から切り離し小さくした笹の枝と短冊は
手を合わせ願いを掛けている隙に
吸い込まれるようにあっという間に川の中に姿を消しました。
キャンプ場は2万坪もあるので、余りよく知らなかったのですが
川に下りる道沿いに合歓の木が
もうそろそろ終わり際でしたが
まだ美しい姿を留めておりました。
またいつもの下手な携帯写真ですみません^_^;
管理人「ねむの木」はおじぎ草と勘違いしてまして
葉を触ると寝るので「お寝むの木」で「ねむの木」というのかと思ってました。
確かにおじぎ草と葉が似ているのです。
おじぎ草が大きくなるとねむの木になるのかと・・・^_^;
ただ触ってみたのですが
閉じて眠る気配はありません。
ねむの木の葉は、
人の力なぞ借りずとも
日が落ちればキチンと葉を閉じ寝ています。
ピンクの淡い花はほわほわとした綿毛のようです。
初夏に良く 似合います。
合歓の木から覗く河原を見ながら
違う世界があちらに待っているようで
ちょっとワクワクしました。
合歓の木を通り抜ける時
ちょっと不思議な世界にはいって行く気がしました。
手には多くの願いの短冊を持っているのですから
おのずと気持ちも入り込んでしまってます。
「合歓の木」の漢字を知りませんでした。
「歓」は身のよろこび
「喜」は心のよろこび
歓喜とは浄土往生して再び生を受けない事
そして、合うは合わせて一つにする事
なんとも極楽浄土の入り口のような感じになります。
そう言われれば合歓の木はそんな不思議な花をつけます。
甘い誘いにも見えます。
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