おらく橋


今日も良い天気でした。
ほわほわの茶色の山が益々
むくむくほわんほわんピンク帯びてきました。
山桜をやさしく包み込むように
山は春の香り色に染まります。
「きょうのあなたは、めちゃめちゃ可愛い!!」
なんて今日も声かけました。
私の一番お気に入りの景色です。
これは、セラヴィに通う時のご褒美!
毎回、真正面に立つ四季折々の山に暫し心奪われます。
ここは高砂橋を渡る所です。
この高砂橋。昔は『おらく橋』と呼ばれました。
おらくさんと言う方が村民の為
私財を投げ打って昭和7年つり橋を作ったのが
この橋の始まりだそうです。
何度かの洪水の為この橋は3代目となります。
貧しい村ですが、家も失い消息を絶ったおらくさんを
村民が力を合わせて呼び戻ましたそうです。
まだ昭和の話。遠い昔のお話のようです。
ここの村は川に隔たれて居るため
橋が無ければ峠を越える他、外へ出るすべはありません。
そんな不自由さが今の村の伝統を守りました。
今も続く犬の念仏・赤子抱き・等々。
長くなりますから後々お話しする事といたしましょう。
ホント、ここは素敵なところです(~o~)
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