2月末に マンドリンアンサンブルのコンサートがある
一部は バッハその他 マンドリンの為に書かれた曲など
二部は フォークソング
・・・という バラバラなプログラムである~♪
練習日も残り少なくなってきたが
フォークソングは
私達世代にとっては 懐かしい 思い出の多い曲ばかりである
どの曲も 口ずさんでいると
あの頃の 若かった自分と
色々な思い出がよみがえってくる
小椋桂の「さらば青春」は
ちょっと哀しい思い出でもあるのだけれど・・・
20歳で 短大を卒業する頃
旅の途中で
遠方へ嫁いだ いとこの家へ 寄ったときのこと
いとこの 旦那様は
寡黙な人だったけれど
小椋桂のファンなのだといって
レコード(テープだったかも)を聴かせてくれた
それが たぶん 私にとっては
小椋桂の音楽との 初めての出会いだったと思う
小椋桂は 銀行員という仕事と 音楽活動を見事両立し
病気に打ち勝って 今は音楽に専念されている
(顔は好みではないが~笑) 素敵なシンガーである
だが この曲を教えてくれた いとこの旦那様は
2年前に 彼岸へと旅立ってしまった
当時は 新婚さんだったので
そんなに余裕ある暮らしでもなかったろうに
ステーキを食べに連れて行ってくれて
ビリヤードも 初めて体験させてくれた
この曲を聴くと
彼のノーブルな顔と 静かな佇まいが 思い出されて
ちょっと切なくなる
コンサートでは
私達の演奏を聴いて
それぞれの青春を懐かしく振り返ってもらえれば
いいなと思う
心をこめて 弾きたいと思う