Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

夏休みの料理と読書

2010-08-01 23:35:24 | daily life
実は、編集部が夏休みに入っておりました。
明日が夏休み最終日。

しかし・・・前半は取材がもりもり&後半は風邪で寝たきり、と、なんとも残念な夏休み。
まあ、ちょっとツイてなかったってことで、仕方ないですね。
でも、料理したり、友達と家でAV観たり、近場の日帰り温泉行ったり、と、こまごまと楽しい出来事もありました。
まだ夏は残りがありますから、これからの週末で挽回してこうと思います!

休み中作った料理の中で自分的なヒットは、この(右側の)「季節野菜と卵の和風カレー漬け」。



弊誌の「夏のおうちごはん」特集からの一品です。
(ちなみに左側は、きゅうりの葱塩サラダ。これも美味しかった)
とろみをつけたカレー風味の汁の中に、焼いた野菜を漬け込んだもの。
冷やして食べたら、さっぱりカレー風味がとても美味しかったです。夏にピッタリ。
半熟うずら卵もいいアクセントに。殻むくのに苦労したけど。

あと、これは自己流超お手軽メニューですが、
しょうがと大葉のみじん切りとゴマを混ぜたご飯も美味しくて2回作りました。

混ぜご飯、楽しい。


夏風邪で3日間ほぼ寝たきりになっていたのですが、布団の中でちまちまと読んでいたのが、『AV黄金時代―5000人抱いた伝説男優の告白―』。
80年代のカリスマ男優・太賀麻郎さんが、AV創世期~黄金時代を語ったノンフィクションです(構成は、東良美季さん)。

私は太賀さんのお名前を今まで全く知らなかったし、出演作品を観たこともなかったのだけど、初めて知る80年代のAV業界にまつわる人々、作品、裏事情、あらゆることが圧倒的な情報量でのしかかってきて、そして、どうしたことか、最後には号泣してました。
この本、ある人が登場したらその人のバックグラウンドを丁寧に語ってくれるし、ある出来事が起こったのは世間でどんなことが騒がれていたタイミングだったのか教えてくれるし、業界の常識的なこともきちんと解説してくれるし、一見軽快な語り口なんだけど、なんかもう、すごい濃厚な空気で迫ってくるんです。

特に素晴らしいなと思ったのは、車でどういうルートを通ってその場所へ行ったのか、どこをどう歩いてその場所へ着いたのか、また、その場所は何の近くにあったのか、太賀さんが通った道筋が緻密に描写されていることによって、彼がその時いた場所の空気がすごく伝わってくる気がしたんです。
太賀さんは車が好きな方のようなので、そこにそのとき乗っている車の描写がちょこちょこ入ってくるのも面白かった。って、私まったく車には詳しくないんですが。

あとは、女としてはやっぱり、太賀さんの女性との関係が切なくて…いちいち悶えました。
5000人抱いた中で出逢った、何人かの運命的な女性たち。
でも、そこには身を切るような別れが訪れる。
あんな強烈な過去の思い出を抱きながら、人はその後の人生を生きていけるものなのかしら、と思わず考えてしまいました。

とにかく、太賀さんの出演作品を観なければ。
『いんらんパフォーマンス』シリーズが観たい。



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