Diary of Caviargirl

ホラー、ゾンビ、チェコ、虫、ヤドカリ、コマ撮り、ピンクな物事…キャビアガールの好奇心日記。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

2005-12-04 22:57:40 | movie
六本木ヒルズにて、母と観にいってきました、『ハリー・ポッター』第4作目。
前3作すべて観ているし、一応観とくか、という感じで今回はあまり期待せずに行ったのですが・・・
面白かったんですね、これが。
1作目に続く面白さ、いや、もしかしたら"楽しさ度"で言ったらシリーズ中いちばんかもしれない。

いきなり骸骨&蛇で暗ーく幕を開けるところから一気に引き込まれ、クディッチ大会シーンに血が沸き、ホグワーツに他校の生徒が華やかに到着する場面でテンションはどんどんあがっていき、2時間半全く飽きる瞬間なく見終えました。
(註・近くの席の人はいびきかいて寝てましたから、個人差あります)

とある陰謀から3大魔法学校対抗・魔法トーナメントの代表選手になってしまったハリー。危険な課題に不安いっぱい。しかも、お年頃になった彼には、恋とか友情とかモヤモヤした感情が次々と襲いかかり、もういっぱいいっぱい。その上”例のあの人”の問題もからんできて・・・。
と、もう盛りだくさんの内容です。

なので、とにかく要素たっぷりで楽しいのですが、いかんせん多すぎたようで、完全にひとつひとつを消化し切れなかったよう。
あらゆる部分が中途半端で放っておかれて説明なし。
「あれはどうなったの?」って要素が大量に残されます。
ほんとちょっとありえないくらいの放っておきぶり。
それが残念でした。


登場人物では、やっぱりスネイプ先生が好き。
いまだに立ち位置がよくわからない先生ですが、ただ演じてるアラン・リックマンが好きなんです。声の低さがたまらない。ストイックな佇まいとしかめっ面も良い。魔法上手そうだし。
植物オタクのネビル君も好きですが。
あと、今回も魔法グッズがいろいろと登場しますが、私は、水の中でも呼吸できる「エラ昆布」と新聞記者が使っていた「自動速記ペン」が欲しかったです。

「ハリー・ポッターではさすがに泣かないだろう」とハンカチを用意していなかったのですが、泣いてしまいました。ところどころで。
特に、ハーマイオニーがダンスパーティーで泣くシーン。
何が悲しいんだか自分でもわからないけど、何かやるせない、っていうのが伝わってきてよかったです。

ラドクリフ君はいくらなんでももう育ちすぎのような気が。
次の作品までは出るとか聞きましたが、もう限界ですね。


ところで、予告編の『SAYURI』を観てちょっとびっくり。
私の従姉がチャン・ツイィーに似ていることは前に書きましたが、
『SAYURI』でツイィーの子ども時代を演じている少女が、従姉の娘にこれまた似てるんです! ちゃんと顔の構造が考えられている、と言うべきか。

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