広島県北部のM3.1は、昨日書いた茨城県北部から山陰につながるライン上の地震だと思ってください。
千葉県南部のM3.3の地震は、千葉県南方沖とつながっている部分です。震源が陸上なので有感地震になったと考えてください。
鹿児島県薩摩地方のM2.8の地震は、23日のデータでは鹿児島県の西方で震源の深い地震が連なって起きていますから、その影響で起きた地震ではないかと思います。
有感地震にはなっていませんが、福島沖では、まだ、動きが続いています。
世界的にみると、アイスランドの南西部でM5.6の地震が起きた後、同一震源の群発地震になっているようです。
日本では、昨日は比較的、細かな地震が少なめで、動きが出ているのは和歌山・兵庫方面。
沖縄方面については、ずっと小康状態なのが、逆に気になります。ただ、宮古島近海では23日のデータでは、かなり活発に動いていますから、今後、宮古島近海方面で動きが出てくる可能性があります。
また、和歌山県の動きと合わせて、徳島・高知でも、非常に規模は小さいのですが、動きが出始めています。
さて、今回のアイスランドの地震もそうなのですが、実は、大西洋の中央海嶺での地震も、ここ数年、数が多くなってきているように思います。
そこで大西洋の地震について、ここで触れておこうと思うのですが、大西洋では、プレートテクトニクス理論の前段階の「大陸移動説」でも触れられているように、アフリカと南アメリカの地形を合わせるとピッタリ合うことから、元々アメリカとアフリカ・ヨーロッパはくっついていて、それが徐々に離れていったという考え方をしています。それで、なぜ、そのような動き方になるかと言うと、そもそも南北アメリカのプレートは、マントルトモグラフィーで見ても分かるように、地殻が非常に厚いんですね。ということは、地球の自転を考えたときに、マントルなどの抵抗を他のプレートよりも受けやすく、結果、移動スピードが一番遅いプレートになります。
それで、これは以前からこのブログに書いているのですが、この地球の自転とプレートの進む速さの違いから、北半球で見るとユーラシアプレートが太平洋プレートを押し、太平洋プレートが北アメリカプレートを押し、北アメリカプレートは、地殻の厚さによる進度の遅さから、太平洋プレートにブレーキをかける役目になっているということです。結果、ユーラシアプレートと北アメリカプレートの間にある大西洋が徐々に開いていき、その開いた隙間からマントルが噴き出すため、海嶺が出来上がるという構図になっていると考えています。
ただ、経度を測定する基準となる本初子午線はイギリス~ユーラシアプレート上~にあって、日本と一緒に動くため、日本との距離感がそれほど変わらず、数値の見かけ上は、アメリカが日本に近づいてきているように見えるため、太平洋プレートやアメリカが日本に迫ってきているように考えられていると思っています。
ですから、実際の力のかかり方で考えると、日本の地震の構造で学校などで説明されているように海洋プレートが大陸プレートの下に入り込んできているのではなく、大陸プレートが海洋プレートの上にせりあがって乗っていく動きになっているということ。また、大西洋で地震が多いということは、プレートの隙間がそれだけ空いてきているということですから、それだけユーラシアプレートが東の方にずれていっているということを表していると考えています。
千葉県南部のM3.3の地震は、千葉県南方沖とつながっている部分です。震源が陸上なので有感地震になったと考えてください。
鹿児島県薩摩地方のM2.8の地震は、23日のデータでは鹿児島県の西方で震源の深い地震が連なって起きていますから、その影響で起きた地震ではないかと思います。
有感地震にはなっていませんが、福島沖では、まだ、動きが続いています。
世界的にみると、アイスランドの南西部でM5.6の地震が起きた後、同一震源の群発地震になっているようです。
日本では、昨日は比較的、細かな地震が少なめで、動きが出ているのは和歌山・兵庫方面。
沖縄方面については、ずっと小康状態なのが、逆に気になります。ただ、宮古島近海では23日のデータでは、かなり活発に動いていますから、今後、宮古島近海方面で動きが出てくる可能性があります。
また、和歌山県の動きと合わせて、徳島・高知でも、非常に規模は小さいのですが、動きが出始めています。
さて、今回のアイスランドの地震もそうなのですが、実は、大西洋の中央海嶺での地震も、ここ数年、数が多くなってきているように思います。
そこで大西洋の地震について、ここで触れておこうと思うのですが、大西洋では、プレートテクトニクス理論の前段階の「大陸移動説」でも触れられているように、アフリカと南アメリカの地形を合わせるとピッタリ合うことから、元々アメリカとアフリカ・ヨーロッパはくっついていて、それが徐々に離れていったという考え方をしています。それで、なぜ、そのような動き方になるかと言うと、そもそも南北アメリカのプレートは、マントルトモグラフィーで見ても分かるように、地殻が非常に厚いんですね。ということは、地球の自転を考えたときに、マントルなどの抵抗を他のプレートよりも受けやすく、結果、移動スピードが一番遅いプレートになります。
それで、これは以前からこのブログに書いているのですが、この地球の自転とプレートの進む速さの違いから、北半球で見るとユーラシアプレートが太平洋プレートを押し、太平洋プレートが北アメリカプレートを押し、北アメリカプレートは、地殻の厚さによる進度の遅さから、太平洋プレートにブレーキをかける役目になっているということです。結果、ユーラシアプレートと北アメリカプレートの間にある大西洋が徐々に開いていき、その開いた隙間からマントルが噴き出すため、海嶺が出来上がるという構図になっていると考えています。
ただ、経度を測定する基準となる本初子午線はイギリス~ユーラシアプレート上~にあって、日本と一緒に動くため、日本との距離感がそれほど変わらず、数値の見かけ上は、アメリカが日本に近づいてきているように見えるため、太平洋プレートやアメリカが日本に迫ってきているように考えられていると思っています。
ですから、実際の力のかかり方で考えると、日本の地震の構造で学校などで説明されているように海洋プレートが大陸プレートの下に入り込んできているのではなく、大陸プレートが海洋プレートの上にせりあがって乗っていく動きになっているということ。また、大西洋で地震が多いということは、プレートの隙間がそれだけ空いてきているということですから、それだけユーラシアプレートが東の方にずれていっているということを表していると考えています。
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