地震の構造と+α いろいろ考えてみよう!

自分が、日ごろ思ったことを記録しておくブログです。今は「地球の構造と地震の関係」という内容です。

石垣島近海でM5.2 福島沖でM5.5 青森県東方沖でM4.2

2019-08-25 05:36:40 | 日記
 バヌアツでM6.0の地震がありました。まだ、南方での動きが活発なようです。

 日本では、石垣島近海でM5.2。ここ数日書いていたフィリピン海プレートがらみの地震です。ここから、震源が徐々に北上してくることが多いので、沖縄本島や奄美大島方面では警戒しておいた方がいいと思います。

 また、青森県東方沖は、北海道下部で起きている震源の深い地震の影響。当然、北海道の西方留萌から胆振~渡島半島からその西方海域で、気象庁の発表にならない地震が集中しました。留萌沖のものは、M3くらいあるのですが、有感地震にはならなかったようです。

 福島県沖の地震は、震源の深さがごく浅い地震で、東日本大震災のメカニズムに近い地震だと思われます。太平洋プレートが日本の内陸下部に入り込んできたことによって、上にのっているユーラシアプレート(オホーツクプレート)が下から押し上げられて崩壊したものではないかと思われます。この周辺域で震源の浅い細かな地震も数多く起きています。
 山形県の内陸部で震源の深い地震が発生していますから、さらに太平洋プレートが日本の下部に入り込んできているようです。そして、太平洋側で圧力が抜けたせいか、山形県沖の余震が、昨日は極端に少なくなっています。

 青森方面でも順調に太平洋プレートが内陸に入り込んできていますし、今回の福島県沖でも太平洋プレートが内陸に進みやすくなった、ということを考えると、次は、その南側の茨城・千葉方面で揺れが発生しやすくなっていると考えた方がいいでしょう。茨城県の南部や群馬県の下部で震源の深さ50キロ前後の地震が、比較的大きめの規模で起きていますから、同じ茨城や千葉でもかなり東京寄りの方が震源になりやすい~ひょっとしたら、直接東京や埼玉で地震が起きるかもしれません。
 警戒しておいてください。
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