ブックエンド

永年、埃を被った重石の山を整頓と日々意気込。
図書目録作成奮闘日記の目論見。

飯盒とポケットストーブの相性

2020年09月24日 | アウトドア
ドイツ軍飯盒とポケットストーブの相性…
 ポケットストーブで2合の米が炊飯できるか
器具構成
・飯盒 Hicolliee製 450g 17x21x10cm(ドイツ軍飯盒M31の類似品サイズはほぼ同じ))
・ポケットストーブ Heiyue-jp製 10×7.5×2.1cm(収納時) 9.5×7.5×5.4cm(展開時)
・固形燃料 25g(ダイソー製)

炊飯テスト
・うるち米(こしひかり 2019年度産米) 約2合
・水(水道水) 400ml

炊飯 
 沸騰 8分  燃焼が弱くなる 19分 消火27分 蒸らし10分

結果
 焦げもなくきれいな炊き上がり(自動炊飯)。柔らかく炊けているが、なんとなく芯がありそうな。
 「こしひかり」(高品質ランク)らしくない、“べちゃー”とした食味でした。
 6時間後の夕食時、残りを電子レンジで再加熱。コシヒカリの食味が戻っていた。
 やはり加熱不足では

※固形燃料で2合の米を美味しく炊飯するのは無理があるのでは、炊飯はそれなりにできるが火力不足となる。
やはり高火力のガスバーナーで炊き上げる必要がある。
1合の米であれば、もう少し美味しく炊ける?

※旧ドイツ軍飯盒とポケットストーブのサイズはピッタリで、低火力の固形燃料から効率よく加熱できる。
再加熱や弱火での調理に向いている。
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クリームケース製のアルコールストーブの燃焼時間

2020年09月17日 | アウトドア
クリームケースを使ったアルコールストーブ燃焼時間を確認
器具 メスティン(約800ml) ポケットストーブ
   アルコールストーブ 外径55mm 内径50mm H20mm(磁石含むH22mm)
   蚊取り先行のグラスウールを詰めステンレス網をかぶせる、蓋に36mm径の穴

水500mlを20mlのアルコールで燃焼させたときの時間を計測

①蓋無し(径50mm)
 沸騰までの時間7分05秒 燃焼時間10分 消火11分10秒


②蓋有り(径38mm穴)開口面積50%
 沸騰までの時間8分55秒 燃焼時間11分40秒 消火13分5秒


③蓋有り(径29mm穴)
 沸騰までの時間11分05秒 燃焼14分55秒 消火15分30秒


④固形燃料(ダイソー25g燃焼時間20~23分 径40mm)
 沸騰までの時間12分22秒 燃焼が弱くなるが沸騰24分54秒 
沸騰しなくなる36分12秒 消火37分44秒

※アルコールストーブは、アルコールが沸騰してしまい火力強くなり燃焼時間が短くなる。
 蓋無し50mm径 蓋穴38mm径 蓋穴29mm径とテストしたが、開口面積が小さくなるほど水が沸騰するまでの時間は長くなるが、水が沸騰し始めると、開口部のサイズに関係なくアルコールが加熱し火力が大きくなってしまう。
ポケットストーブでは、アルコールストーブを低火力で長時間連続して燃焼させることは困難。
アルコールストーブとなべ底の距離15mm(マグネットを取る17mm)と近すぎるのが原因では。
通常25mm~30mmの間隔が必要らしい。

 固形燃料は沸騰まで時間を要するが沸騰させる稼働時間が長い。メスティンを上に乗せることで燃焼時間が製品表示20分より長くなっている。
ポケットストーブは、固形燃料を効率よく使用するための器具であり、低火力で長時間使用できる。
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ポケットストーブ(固形燃料)の燃焼効率について

2020年09月06日 | アウトドア
修正しょうと間違って操作し削除してしまいました 再投稿します。

ポケットストーブに乗せる直方体のメスティンの乗せ方について
いろんな説明書に掲載されている使い方が間違っているのではとの思いから実験しました。


最初、100円ショップのヘアピンケースから作ったアルコールストーブで実験
ポケットストーブとメスティンを直角(爪の間に挟む)において燃焼させると、なべ底の熱輻射により
アルコールストーブ全体から炎が上がり中止しました。
アルコールストーブを使う理由は、煤が付かない、燃費が固形燃料より安いからです。
欠点は、アルコールをこぼすと確実に火事になる、目視では点火がわからない。
水平(爪の上に乗せる)に置いた場合は、なべ底の熱輻射で暴走することなく、7分余りで200ccの水を沸騰。

円形のクリームケースで作ったアルコールストーブで実験
アルコールストーブ 55mm径 蓋に30mm直径の燃焼穴 10mlの燃料アルコール 室温27.8℃
水:200ml


・ポケットストーブにメスティンを垂直(爪の間に挟みこむ)メスティン93mm ポケットストーブ95mm

沸騰までの時間:5分32秒 燃料切れ消火8分4秒

・ポケットストーブにメスティンを水平(爪の上に乗せる)爪高6mm

沸騰までの時間:沸騰せず 燃料切れ消火8分30秒

明らかに、垂直に乗せる方法が熱効率が良くなり、燃費が良い結果。予測通りであった。
左右に熱が逃げても、その上には鍋底がある。

水平に乗せた場合、ゴトクの高さが6mm高くなる(23mmの距離)こともあるが、左右に熱が逃げてしまう構造。
風防でピッタリ囲む、又は、遮蔽板をポケットストーブに着ける必要がある。


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