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永年、埃を被った重石の山を整頓と日々意気込。
図書目録作成奮闘日記の目論見。

稲荷山古墳を見学

2015年11月22日 | 紀行
大阪への往復は、敦賀ICで北陸高速を降り湖西を通り再び京都東ICで名神高速に乗り入れています。
15分ほど余分に時間がかかりますが、高速料金とガソリンの節約になります。
そんなわけで、ここ10年ほど途中の高島町を通りぬけています。カーナビに稲荷山古墳と表示される
もので、いつか探索したいと思っていたわけです。今回時間に余裕があり念願がかない訪れました。

盗掘もされていなかったようで、見事な凝灰岩の家形石棺で二上山制だそうだ。
150mほど離れたところには、高島歴史民俗資料館があり、副葬品のレプリカが展示されています。
立派な石棺で、湖西を通り抜けるおりには是非見学をお勧めします。


古墳掲示板

滋賀県指定史跡 稲荷山古墳
所在地 高島郡高島町鴨
昭和39年8月19日指定
 明治35年の県道拡幅工事のさいに発見されたこの古墳は、後円部に横穴式石室を持つ前方後円墳で、発見当時は、長さ9メートル、幅・高さともに約1.8メートルの石室があったとされ、内部には凝灰岩質の刳抜式家形古墳がおさめられていた。棺内からは金銅製の冠や沓などの装飾品や馬具類などが、棺外からは須恵器類などの豊富な副葬品が出土しており、古墳の作られた時代は6世紀前半と位置づけられている。
 また、この付近は古代の三尾郷に想定され、石棺や副葬品の状況などから、継体天皇に二人の妃を嫁がした三尾氏に関係する古墳の可能性が高いとされ、滋賀県を代表する古墳のひとつとして注目されている
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