ブックエンド

永年、埃を被った重石の山を整頓と日々意気込。
図書目録作成奮闘日記の目論見。

原発ストレステストにおもう

2011年07月09日 | 雑文
2011/7/9AM3:30 3時間ばかりで目覚めてしまう。病後の回復の遅さに、衰えを感じる。もはや、”さあ!今朝は何をしてやろう”という意欲に欠如していることが悲惨。

さて、菅首相は、歴史に残る果敢な宰相として後世評価されるのではないか。
これ以上失うものがない人は強い。正論を掲げると誰も引きずり下ろせなくなる。
 おそらく内閣・官僚の中では、EUでの原発ストレステストの実施は、無視する方向で一致していたのであろう。マスコミ・も原発再稼働を優先し、このEU版過酷テストを取り上げ、原発事故被災の当事国自らが日本版ストレステストを迫る見識は見当たらなかった?。
 臭いものに蓋をしていたのに、一人で無理やり蓋を開けて開けてしまうものだから、約束が違うと関係者は苛立つ。最早、ストレステストを実施することなく原発の再稼働はありえなくなった。谷垣氏(失礼しました。)も、政府内の不一致を追及出来ても、原発ストレステストの中止なんて言えはしないだろう。原発事故当事国でもないEUが先だって実施するのに、”日本の原発は安全である。福島の事故は想定外だった。”なんて言えるわけがない。
 原発事故処理は専門家集団に依存するしかないわけですが、その専門家集団と言われる人々が最も信頼できない。このジレンマに悩んだ挙句の菅首相の最後ぺーではないか。
骨抜きのストレステストが実施されないように、せめてマスコミは、しっかりEU版と比較検証してほしい。

原発事故処理にもっと費用を、汚染水処理の複線化とか、品質管理にド素人であっても疑問におもう。

7/16 原発は発電コストがかかり過ぎると思う。開発~廃棄処理までの積算費用が果たして、他の発電費用より安価であると試算できるのでしょうか。モンゴルに放射性廃棄物を遺棄するなんて、それならいっそ霞が関の地下に埋葬したらどうでしょう。

ストレステストをパフォーマンスと葬ることなく、政治家は、国民の危機意志に対応てしてほしいものだ。
コメント
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