メタセコイヤと蝋梅に季節を感じる

歩数稼ぎのお散歩の定番は近所の榴岡公園。広々とした芝生の広場は子ども達の絶好の遊び場。乳母車に乗せられた保育園児も、車から降りると早速走り回り、遊び感覚を身に着ける。様々な保育園から集まっているようで広場は運動会の様。

さて、この公園の片隅に「メタセコイア」の木々が立ち並んでいる。初夏のころは青々と葉を繁らせているがこの時期は痩せて葉を落とし、寒そうな感じ。このメタセコイア終戦前後、中国の山奥で絶滅したと思われていたものが発見され、アメリカで種から育てて各地に配られた。仙台では宮城球場前や東北大学の構内に並木として植えられている。そんな歴史的な背景も今では知る人も少ない。

球場前の木の根元には化石や看板が立っている。素人にはこの解説は助かる。

そして蝋梅。公園のメタセコイアの近くに３～４本の木があり、今、黄色の可愛い花を着けている。季節ものという感じで，早速写真を撮っている人の姿もあった。中国原産の落葉樹でだれがこの公園に植えたのだろうか、きっと何かストーリーがあるのではと思いそのエピソードでも見つけてみようと考え、その場を後にした。