早朝たまたまラジオを聞いていて小野和子さんのインタビューに出会った。最近はコロナ感染もあり、直接対面でお話を伺うケースでも、透明の仕切り版をつい立て代わりにしたり、今朝のように電話でお話を伺うケースも多い。小野さんは最近分厚い本も出し、民話を訪ねる旅の経過などをまとめている。若い頃はバス中心の旅だったが、不便な時刻表に50過ぎに自動車の運転免許を取ったというかた。
御年も昭和9年生まれだから結構なお歳だが、声は若々しく、頭脳明晰、行動力抜群という感じだ。聞いた話だが、昼寝が日課だとか。疲れた体と頭を休める短時間の睡眠、これが活動の原点らしい。本人も肩書については「民話採訪者」と話し最近出した歩のタイトルはあいたく、ききたくて、旅にでる」というもの。昔語りをそれこそ地道に集めるという結構エネルギーのいる仕事ぶりだ。本を途中まで読んだことを思い出し続きをさらに読み進めてみようと思った連休の中日だった。