ねぶたへ出陣

８／２　いよいよ青森ねぶたの開幕である。
初日、二日目は子供ねぶたの出番なので、長女の通う幼稚園からは年長組が全員出場する。
親は任意参加だが、これに出るに決まっているでしょう！

去年もねぶた前半は天候に恵まれなかったようで、雨天の中歩いたら大変だったと先輩父兄が言っていた。
今年も同様になりそうで、少しでも遅い時間まで保ってくれ！と祈った。
しかし、願いも空しく５時頃より雨が降り始める。

小雨の降る中、集合場所に向かう（次女は祖父母と留守番）。
うわぁ、ねぶたの跳人衣装って着るの１０代以来だから１５，６年ぶり？
地元民だが、出るより観る方が好きだったので、参加したのってほんの数回なんすよね・・・

待機時間も雨は止む気配を見せず、園児は合羽を着て待機。

１９：１０　花火が上がり、ねぶた開幕！

通行規制した国道に回り、いよいよねぶたも囃子も跳人も動き出す。
普段、車が走る国道を歩くのって変な感じ。
歩道からは市内外の見物客が見ている。

親は年長組の後方に位置して歩き出す。
途中、先生の掛け声で跳ねる！

前後方にはねぶた集団、左右には観客。
普段は普通の田舎街だが、このイベント時にはまるで違った街のように見える。
途中にある、いつもは見慣れた店のネオンが、ねぶた用の背景のように見える。

園児たちは互いに手を取り合い、頑張って２時間歩き続けた、跳ねた。
親的に、途中疲れたといってリタイヤするんじゃないかと危惧していた長女。
しかし親が思う以上に長女は強かった。
（つーか、自分たちが過保護なのか、長女を過小評価しているだけなのか）
泣き言一つ言わず進んだ。
後半は無口になったが、親や先生に励まされたりしながら国道～駅前中心道路～繁華街～出発（終了）地点まで頑張った！

２１：００頃　終了の花火が上がる。
解散地点に到着。
頑張った園児たちにおやつを配って解散する。

またしてもだが、コースを頑張って歩き通した長女に感動した自分。
喜ぶレベルが低いっての。
やや疲れた様子だが、頑張ったことを誉められたのが嬉しいのか、笑顔の長女。
ちょっと誇らしくなり、強引に長女をおんぶして帰りましたとさ。