トーク・アバウト・アメリカン

トークアバウトボーラ→300C→アメリカン。最近はアメリカからだいぶ外れてきています(笑)

ニューヨーク52番街

2009-09-29 22:31:00 | 欧米かっ!(Europe and the U.S. )
タイムズスクエアから、ホテルに帰る途中にふと通りがかったニューヨーク52nd ストリート。

ぼーっと立ち止まっていると、
「何かあるんですか?」と現地の社員。
「ニューヨーク52番街だよ。ほら、ビリー・ジョエルのアルバムの・・」
私より10歳若い彼はピンとこなかったようだが、アルバム「ニューヨーク52番街(52nd Street、正確な訳は52丁目)」は、オネスティ(Honesty)、ビッグ・ショット(Big Shot)、マイ・ライフ (My Life)等のヒット曲や日本では人気の高いザンジバル (Zanzibar) 、アンティル・ザ・ナイト(Until the Night)そして、ニューヨーク52番街(52nd Street)が収録されていて・・私より上の世代には多分、ど真ん中のアルバム。
歌詞は、ニューヨークタイムズやニューヨークャXトのコラムのような感じで、ニューヨークという街と都会に住む様々な人の人生絵巻を、サックスを絡めてつづった傑作アルバムだと思っている。


1978年の発表当時にはまだまだ子供でリアルタイムに聴けた世代ではなかったけど、それから数年経って中学生に上がった頃に、レコードを買い(商用では世界初CD化アルバムでもある)ニューヨークという街に憧れを持ちながら聴きまくっていた。
この日は、ジャケットを思い出しながら52番街(この誤訳の方が格好いい!)をしばし歩いてみた。その頃の想いが鮮やかに蘇る。
そして、まだ自分にその時の夢や、勇気や、希望がまだまだ残っていることにも気がついた。